ukaが提案する"肌を美しく魅せる色"とは？スタイルアップも叶えるコラボスクラブへの思い｜住商モンブラン総合展示会2023
医療・介護をはじめとした働く人の仕事を支えるユニフォームメーカー・住商モンブラン株式会社が、総合展示会を開催しました。2023年2月2日（木）・3日（金）・4日（土）の3日間にわたり、1日目と2日目は企業や関係者向けに、3日目は一般のユーザー向けに、ファッションショーや各界著名人によるセミナーを実施。会場ではバリスタのコーヒーサービスや、ヘアメイク・ネイル体験コーナーなども常設され、会場全体に来場者を楽しませる工夫が散りばめられていました。
本記事では展示会やファッションショーの様子と、uka代表・渡邉季穂さんによるセミナーのレポートをたっぷりとお伝えします。
ファッションショーにはAKB48メンバーが登場。参加型イベントも大盛況の3日間
明るく広々とした会場には機能性もデザイン性もさらにアップした最新のユニフォームが並びました
コンセプトは「体感するカタログ」
住商モンブラン2023年の展示会は「白衣の数だけ物語がある」をテーマに掲げ、「体感するカタログ」をコンセプトに、大胆な展示方法で「自然」と「カタログ」が織りなす世界を演出していました。まるで本の中にいるような大きなページを模したパネルや、ボタニカル調の装飾で、まさに自分がカタログの中に迷い込んだような不思議な気持ちに。
ユニフォームを作る人、着る人、そしてそれを着て働く姿を見る人、それぞれの想いが形となり、メッセージがしっかりと伝わる展示会でした。
ファッションショーは定番からコラボアイテムまで多彩
モデルとして登場したAKB48の水島美結さん（左）と山﨑空さん（右）。着用しているのはオサレカンパニーが立ち上げた医療制服ブランド「O.C.M.D.」のナースジャケットとオールインワン
1日目と2日目におこなわれたファッションショーでは、「住商モンブランが考えるこれからのSDGs」をテーマに、野菜や植物から抽出した成分を使った飲食系のユニフォームや、環境に配慮した素材で製造した制服などが披露されました。
医療系では、モンブランオリジナルの定番シリーズをアップデートしてリニューアルした「モンブランプラス」をはじめ、AKB48の衣装デザインを手がけるオサレカンパニーによる医療制服ブランド「O.C.M.D.」シリーズ、またアシックスやローラアシュレイのコレクションなど、多彩なラインナップで会場を魅了しました。
ナースジャケット、ナースワンピース、スクラブと医療系制服はバリエーション豊富
介護現場で人気の高いスクラブは、動きやすさだけでなく通気性や速乾性も兼ね備えています
参加型イベントも盛りだくさん！
会場ではバリスタによるコーヒーのサービスほか、上野啓介シェフ（上野菓子研究所）の焼き菓子サービス、オサレカンパニースタッフによるヘア＆メイクコーナー、ukaネイリストによるネイルケア＆カラー施術と、盛りだくさんのイベントも！
新作スクラブを着たukaのネイリストによるネイルケアとカラー施術のコーナー。抽選で選ばれたお客さまからは「プロにネイルをしてもらうのは自分の結婚式以来。丁寧な施術で贅沢な気分を味わいました」と喜びの声
【uka渡邉季穂さんセミナー】医療・介護の仕事が楽しくなる「色」の効果
「消毒や手洗いの機会が多い医療・介護職だからこそ、指先と爪のケアには人一倍気をつけてほしいですね」と渡邉さん
最終日のセミナーでは、トータルビューティーカンパニーukaの代表・渡邉季穂さんが「誰の肌も美しく昇華させる色の研究 uka study seriesでカラーを味方にする方法」をテーマに、色の持つ力についてたっぷりとお話ししてくださいました。渡邉さんは、現在も現役のネイリストとしてサロンで施術しているだけでなく、雑誌やCM、広告、ショーやコレクションでのクリエイティブ活動やプロダクト開発など、精力的に活動しています。
ネイルカラーNGでもできる！指先や爪のケア
今回住商モンブランとコラボした「uka scrub study」は、働く女性が美しく輝ける色とシルエットを追求したスクラブシリーズ。女性の肌を美しく魅せるこだわりの7色をメインに展開しています。セミナーでは、指先や爪のケアの重要性といった話からスタート。
「私自身は、ネイルの色を絶対に塗らなきゃいけないとは思っていません。一番綺麗なのは爪の形が揃っていて、爪の周りがガサガサしていない、つややかで潤っている状態。爪って一番目につく場所でもありますよね。カサカサしていたり、ボロボロだったり、ネイルが剥げているだけでも気分が落ち込んでしまうもの。でもしっかりとお手入れをして、綺麗な色を塗るだけでも、ずっと見ていられるほど重要な場所でもあるんです。ukaのサロンではお手入れをすごく大切にしていて、歯医者さんで言うと歯のクリーニングをした後のようなすっきり感を味わえると、男性からも人気です」（渡邉氏）
医療従事者の方の仕事は手を酷使します。指先のケアには人一倍気をつけているという人も多いのではないでしょうか？でもどんなに気をつけていても、思うようにケアが行き届かないことも......。
「医療従事者の方は、患者さんに触れる機会が多いですよね。だからこそ、触ったときの手が柔らかかったら相手もきっと安心するだろうし、ガサガサだったら可哀想だと感じると思うんです。手は生きる道具であって、油を差してあげなきゃいけないし、保湿をしなきゃいけない。ほったらかしにすればどんどんボロボロになってしまいます。仕事上ネイルカラーはNGでも、保湿をしっかりして爪の形を整えるだけでも見違えて見えますよ」（渡邉氏）
「uka scrub study」の色に込めた思い
色にこだわる渡邉さんが、ukaのネイルカラーをつくるときに重視しているのは「ツヤ感」「スケ感」「光沢感」、そして「グレイッシュ」であること。グレーは協調性のある中間色なので全体のトーンを調和し、上品で柔らかい印象を与えてくれるのだそう。「uka scrub study」シリーズでも、そのこだわりを存分に発揮しています。
「スクラブ制作のお話をいただいたとき、すぐに『ぜひやりたい！』とお返事しました。とても楽しい取り組みになる予感がしたんです。ukaのお客さまのターゲットは『忙しくてめんどくさがりやでよくばりな女性たち』。スクラブづくりでも、そのイメージを中心に色選びをしました。薄めのカラーを4色、濃いめのカラーを3色、ピンク系、ブルー系、ベージュ、バーガンディとネイビー。このラインで出した理由は、たとえば「今日は疲れているから元気出さなきゃ」というときは赤いスクラブ、「昨日からイライラしているから優しい気持ちになりたいな」というときにはピンクのスクラブ、というように気分や天候に合わせて選んでもらいたいから。毎日気分が変わってもいいんです。医療・介護の現場ではたらくみなさんが、着るものによって元気になったり、前向きになったりしたら、それはその先の患者さまにも伝わります。そういったことを想像しながらスクラブのカラー7色を選びました」（渡邉氏）
ここで、それぞれの色について簡単にご説明していただきました。どんな思いが込められ、着る人にどんな効果をもたらすのか、まとめてご紹介します。
「まずレッド。赤はポジティブでエネルギーをアップさせてくれる色です。やる気スイッチをオンにして、『よしがんばるぞ！』と気合いを入れたいときにおすすめです。また、赤いマニキュアは肌が白く見えるので、その効果も期待できます。次にピンク。幸福感や安心感、思いやりといったキーワードをイメージしますよね。優しさや柔らかさ、親しみやすさを印象づけたいときに着てください。そしてブルーは、水や空気を連想させるので、リラックス効果やさわやかな印象を与えます。透明感を演出したい人にぴったりなサックスブルーですね。ネイビーは調和や協調、忠誠を意味します。冷静さを保ちたい、集中力を高めたい、患者さんから信頼を得たいときにはぜひ。ベージュは心の安らぎを与えてくれます。緊張して神経が高ぶったときに落ち着かせてくれるでしょう。このベージュ色は、コーヒー牛乳みたいな優しい色でかわいいと思いますよ」（渡邉氏）
コラボスクラブで一番人気のカラーは？
住商モンブランの担当者からは「ベージュが一番人気です。今までにない上品なベージュで、お客さまからも好評です」とのこと。また、グレイッシュの入った絶妙なカラーが、実際に着用してみると非常に肌なじみがよく、お肌の色も明るく見えるといいます。
さらにこの「uka scrub study」は、色はもちろんシルエットにもこだわりが。住商モンブランのデザイナーとパタンナーが研究して、何度も改良を重ねて美しいシルエットに仕上げました。現場でも、「スタイルアップして見える」と評判だそうです。
「ネイルケアは「ながら」でできます。乾燥が気になったら、1日に何度でも保湿してあげましょう」と渡邉さん
最後に、渡邉さんからハンドケアのレクチャーも！会場の各座席には1本のネイルオイルが置いてありました。それを手に取ってもらい、みんなで一緒にケアを開始します。
「ネイルオイルって、普通みなさん指１本ずつ塗っていますよね？ そうじゃなくて、4本の指を手のひら側に折り曲げて、横一列にゴロゴロと塗りましょう。片手だけで大丈夫。たっぷりオイルをつけたら、反対の手に合わせて擦り合わせれば、あっという間に塗れます。こういうケアをこまめにしていくことが大事です。映画を見ながらだとか、会議中のテーブルの下でこっそりやってもいいですね。とにかく、『ながら』でいいので1日に何度もやりましょう」（渡邉氏）
さらに、ベタつかないハンドクリームの塗り方や指先のストレッチなど、簡単ですぐに試せるテクニックも教えていただきました。
ハンドクリームやオイルを塗った状態で、滑りがよくなったタイミングがストレッチのチャンス。指をつかんで、ぐーっと反らせます。指先の色が赤く変わり、血が溜まってきたら爪に栄養が行き渡った合図。むくみ解消にも効果的です
女性を美しく見せてくれるukaのスクラブの誕生によって、介護の仕事がますます楽しくなりそうです。
uka代表/トップネイリスト 渡邉季穂さん
雑誌やCM、広告、ショーやコレクションでのクリエイティブ活動をはじめ、これらアーティストとしての長年の経験を活かしたプロダクト開発も行う。ネイリストとしてサロンにも立ちながら、"爪そのものを美しく魅せるケア" に重きをおいた独自のネイル技術の普及に努める。プロネイリストの後進育成や消費者へ向けたセルフケアセミナー等も実施、ストアプロデュースなど講師としての活動も精力的に実施している。株式会社主婦の友社から2021年8月に書籍『ｕｋａが教える 大人のハンド＆ネイルケア』を発売。
uka scrub studyは2023年6月発売予定。
ご購入など詳しくは、住商モンブラン公式ホームページをご覧ください。
さらに動きやすく、着心地もアップ！「モンブランプラス」が介護職に人気の理由
最後に、今回の展示会で注目されていた「モンブランプラス」をご紹介します。介護の現場でも人気の高いモンブランの定番シリーズが、現場の声を反映させてアップデート。一体どのような変化を遂げたのでしょうか？
スクラブ（プルオーバー）
介護の仕事で重宝されるのはやっぱりスクラブ。動きやすさと通気性がアップしたことで、夏場の介護の現場でも快適に。ジップアップタイプのものより、かぶりタイプのスクラブの方が、着やすさと安心感で人気が高いそう。男女兼用で色は4色。
ストレッチが効いていることで、腕の上げ下げや抱きかかえの動作も格段にスムーズに。腕の動きに沿った立体裁断で、袖のつっぱり感を軽減しています
使い勝手の良いポケットも健在。新デザインでは、大きめのノートもすっぽり入る仕様に。また、重いものを入れても布の膨らみが少なく、すっきりとしたシルエットをキープしてくれるのも嬉しいですね
ナースジャケット
今まで旧デザインを着ていた人が、違和感なく新デザインにスイッチできるような工夫が細部に渡って施されています。新デザインでは首元のボタンの2つのうち下のひとつはなんとフェイク！ボタンを留めるのが1つで済むので、「断然着脱がラクになった」と介護士さんからも喜びの声が届いているそうです。
まとめ
近年では、介護の現場で働くみなさんの背中を押してくれる素敵なデザインの医療制服が続々と生まれています。今回ご紹介した住商モンブランが提案する医療制服は、みなさんの「こうだったらいいな」を敏感にキャッチして進化し続けています。気になる方はぜひ住商モンブランホームページのデジタルカタログをチェックしてみてくださいね。
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