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【今日は何の日?】4月24日=日航機に"おじさまスチュワーデス"だけの便が登場(1979年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
46年前の1979(昭和54)年。交通ゼネスト前日のこの日、日本国内は国鉄私鉄合わせた鉄道、飛行機など空の便も大揺れの1日となりました。
日本航空(JAL)では2,750人ものスチュワーデス(現・キャビンアテンダント=CA)が加入する客室乗務員組合が賃上げ回答などを不満として、始発便から680人の指名ストに突入。そこで駆り出されたのが、1月末から3月末までにスト要員として機内サービスの特訓を受けていた50歳以下の中間管理職の中年男性たちだったのです。
スト要員の臨時スチュワーデス(スチュワード?)の特訓は、課長や次長など一般職の中間管理職119人を5クラスに分けて実施。おしぼりや飲み物の配り方をはじめ、機内アナウンス、事故の際の脱出方法など、"スチュワーデス学"を徹底的に叩き込まれたのでした。
この日のJAL国内線110便のうち、おじさまスチュワーデスだけが搭乗した便は約4分の1の27便。ついに招集がかかったおじさまたちが活躍した成果か? 結局、ストによる欠航便は午前9時25分の成田発香港行きの1便のみで済みました。
肝心の乗客たちの評判もまずまず。中には「出張で那覇へ行くが、若いスチュワーデスのサービスを受けられないのは何か損した感じ...」(32歳・会社員男性)なんて声もあったそうですが...。
参照 : 昭和54年4月24日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ 4月24日=目黒競馬場にて第1回日本ダービーが開催(1932年)
・ 4月24日=日光東照宮の「オランダ灯篭」が344年ぶりに点灯(1980年)
・ 4月24日=マザー・テレサがお忍びで山谷訪問(1981年)
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介護のみらいラボ編集部コメント
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