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【今日は何の日?】5月8日=万博期間中にオーストラリア館の譲渡が決定(1970年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
55年前の1970(昭和45)年。時は大阪万博(日本万国博覧会=Expo'70)の真っ只中。そんな中、葛飾北斎の版画『富嶽三十六景』からヒントを得て設計され、まるで立ちはだかる恐竜のような姿にも見えると評判となっていたオーストラリア館の建物が万博終了後、三重・四日市市へと引き渡されることが早々に決定しました。
これはオーストラリアのシドニー市と姉妹都市である四日市市が、かねてから申し入れていたもので、この日に開催されたナショナルデー式典に出席していたオーストラリアのジョン・ゴートン首相が「日豪親善のモニュメントになれば、こんなに嬉しいことはない」と快諾したものです。
工費は24億円。高さ39m、2,000人の収容能力を誇るオーストラリア館は、その特異なフォルムからも人気を集めており、数ある外国館の中でも万博終了後の行き先が正式決定したのは、このオーストラリア館が初となりました。
3年後の73(昭和48)年4月に四日市市内に移設完了(写真)。建物は各種イベントに使用され、プロレスの興行に使われることもありました。しかし徐々に老朽化が取り沙汰されるようになり、2013(平成25)年12月をもって閉館。翌2014(平成26)年8月に解体されました。跡地は2018(平成30)年開催のインターハイに向けてテニスコートが開設されました。
参照 : 昭和45年5月9日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ 国鉄・四ツ谷駅の脇で生き埋め騒動(1951年)
・ 工事現場でおなじみ「オジギビト」が初お目見え(1964年)
・ 大人気となる短歌集『サラダ記念日』(俵万智著)が発売(1987年)
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介護のみらいラボ編集部コメント
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