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【今日は何の日?】6月29日=銀座の洋品店で香水塔から、まさかの火炎噴射!(1965年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
ちょうど60年前の1965(昭和40)年。この日は6月だというのに、都心はうだるような暑さ。午前10時30分ごろ、東京・銀座の三愛デパート脇にある洋品店で、珍しいイタリア製の香水塔(中の水とアルコールに香水を垂らすと周囲に香水を噴射してくれる装置)を使って、店内に芳香を振りまこうとしていたところ、突如、香水塔から炎が噴き出すという事故が起きました。
この香水塔は高さ1mほどの陶器製で時価35万円もする高級品。一番下にある水盤からアルコールを混ぜた香水1ℓを吹き上げるため、モーターのスイッチを入れたところ突如、炎が噴き出してしまったのでした。
そばにいた香水業者2人が、とっさに火のついた香水塔を店の外へと放り出し、なんとか消し止めましたが、2人とも1週間のケガ。高価な香水塔もメチャクチャに壊れてしまいました。
この騒ぎに駆けつけた京橋消防署員は「あんまり暑いので、火を吹いたんですかね...」なんて語っていたそうな。
参照 : 昭和40年6月29日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ 厩舎の火事で競走馬が深夜の街を暴走・名古屋(1962年)
・ 東京オリンピック公式記録映画のタイトルが正式決定。その名は?(1964年)
・ 引退2年目のミスターがホームラン競争で完敗(1976年)
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介護のみらいラボ編集部コメント
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