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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/07/09

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【今日は何の日?】7月9日=武勇伝・74歳女性が46歳強盗を失神KO!西新宿(1974年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

51年前の1974(昭和49)年。午前7時10分ごろ、東京・新宿区西新宿6丁目のビル1階で青果乾物商を営む74歳女性が店のシャッターを開け、奥の三畳間で1人で朝食を食べようとしていたところ、近くの簡易宿泊所に住む顔見知りの男性(46歳)が訪ねてきました。

近所の人々から"まっちゃん"と呼ばれているその男は、部屋の上がり口に腰かけ、「ゆうべは酒を飲んでねえ」などと約10分にわたって世間話を続けます。店の仕入れに行くため、女性が立ち上がろうとした瞬間、まっちゃんは土足のまま部屋へと上がり、女性を突き飛ばし背後から首をしめつけました。

さらに女性のフトコロから財布を抜き取ろうとしたため、女性は近くにあったセロハンテープの台(長さ25cm、高さ15cm、幅10cm)を手に取り、まっちゃんの前頭部を2~3回殴りつけたのです。すると、まっちゃんはあお向けにひっくり返り、そのまま動かなくなってしまいました。

びっくりした女性は「殴り殺してしまった...」と思い、すぐに110番通報。駆けつけた警視庁新宿署員が、まっちゃんを近所の東京医大付属病院へと運び込んだところ、一時的に気を失っただけで、すぐに意識を回復。1週間のケガだったそうです。

強盗未遂の疑いで調べられたまっちゃんは、約10年前から西新宿の旅館に住み着いていた労働者と判明。いつも西新宿周辺をウロウロしており、顔見知りも多く、街にも馴染んだ存在だったのです。

女性は「まっちゃんは(昔から)よく知っているが、本名や職業は何も知らなかった。つい安心して店に入れたのが悪かった。でも最初は本当に自分が殴り殺したのかと思ってビックリしました」と語っていたそうです。

 参照 : 昭和49年7月9日付の毎日新聞夕刊

                       文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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