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【今日は何の日?】7月10日=異色の怪獣・クルマニクラスが交通安全キャンペーンに登場・愛知県(1971年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
54年前の1971(昭和46)年。当時の子どもたちに大人気だった特撮ドラマ『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』(フジテレビ=のちに「スペクトルマン」と改題)に登場する異色の怪獣・クルマニクラスが、ヒーローであるスペクトルマンとともに愛知県の交通安全キャンペーンに選ばれ、大いに交通安全運動に貢献しました。
このキャンペーンはこの日から7月20日まで実施された「老人・子どもの交通事故をなくそう」。クルマニクラスはスペクトルマンとともに同キャンペーンのシンボルとしてポスター等に登場し、安全運転だけでなく、子ども目線でも事故の危険性や交通安全を訴えたのでした。
ヒーローが行政や公共機関のキャンペーンに登場するのは、昔も今もよくあることですが、怪獣の登場は異例のこと。クルマニクラスは、つい1か月前に放送された第23話「交通事故怪獣クルマニクス ‼」(6月5日放送)、第24話「危うし ‼ クルマニクス」(6月12日放送)の連続2話に登場した怪獣。視聴者から公募されたデザインは、信号機を模した顔部分など、とても印象深いものでした。
物語はひき逃げに遭って意識不明となった少年の父親が作った人形にそっくりな怪獣が出現。怪獣は人間ではなく危険運転をする車を狙い撃ちしては襲撃します。ついに怪獣退治の専門家であるスペクトルマンが登場するも、クルマニクラスにスペクトルマンと戦う意思はなく、相変わらず車を襲い続ける――といった異色回でした。
交通安全キャンペーンを控えた愛知県側からは子どもたちに大人気のスペクトルマンだけでなく、約1か月前の放送で、危険運転をする車を襲うなど強烈なインパクトを放ったクルマニクラスにも白羽の矢が立った模様です。
番組PRにもうってつけと、愛知県からの依頼に協力したフジテレビ側も、クルマニクラスへのオファーに鼻高々だったそうな。
参照 : 昭和46年7月10日付の毎日新聞夕刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ 巣鴨プリズンで自動車運転免許の出張試験(1952年)
・ 情報誌『ぴあ』が創刊される(1972年)
・ 小学校の教室でマムシに噛まれる・江戸川区船堀(1973年)
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介護のみらいラボ編集部コメント
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