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職場・悩み 介護の転職お役立ち 2021/12/27

仕事のやる気がでない原因・解決法|介護職によく見られる症状

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仕事をしなければならないことは理解しているものの、どうしてもやる気がでない人もいるでしょう。「仕事のやる気がでない」という悩みを抱える社会人は決して少なくありません。

当記事では、仕事のやる気がでない原因と解決方法について紹介します。「仕事のやる気がでない」と感じる介護職に多い「バーンアウトシンドローム」や、介護の仕事に対するモチベーションを維持するための対処法も併せて確認しましょう。

仕事のやる気がでない主な原因6つと解消方法

「仕事のやる気がでない」と悩んでいる人の中には、他人と自分を比較したり、「自分が怠けているからだ」と自責の念や焦りを感じたりしている人も多いでしょう。しかし、「仕事のやる気がでない」と悩んでいる社会人は決してめずらしい存在ではありません。

そもそも、人間はその日の気分や体調によってやる気の有無や大きさが変わる生き物です。仕事のやる気を常にキープすることは容易ではなく、「仕事のやる気がでない=怠けている」というわけではありません。自分のコンディションを確認する際には、厚生労働省が公開している次のチェックシートを活用することもおすすめです。

(外部リンク:厚生労働省「働く人の疲労蓄積度セルフチェック(働く人用)」

仕事のやる気がでないときは、仕事のやる気がでない原因を分析し、その原因を解消することが大切です。ここでは、仕事のやる気がでない主な6つの原因とともに、それぞれの解消方法について紹介します。

肉体的・精神的に疲れている

「1人あたりの業務量が多い」「ミスをしてしまった」「ミスを指摘された」など、肉体的・精神的な疲れから、仕事に対するやる気が低下するケースはめずらしくありません。心身の疲労が蓄積することにより、集中力の低下やパフォーマンスの悪化を引き起こす可能性もあります。このような状態では、「思うように仕事が進まない」「さらにミスにつながる」などのマイナス面も少なくないため、どうしてもやる気がでない場合は仕事を休むことも1つの方法です。

ただし、有給などの休暇を取得する場合は、なるべく早めのタイミングで連絡することが大切です。仕事を休んだ後は、フォローしてくれた人にお礼の一言をかけるなど、最低限の配慮・礼儀を忘れないようにしましょう。

また、精神的な疲れは誰かに話すことで緩和するケースもあります。家族や友人に相談しにくい場合には、厚生労働省の相談窓口の活用を検討しましょう。

(外部リンク:厚生労働省 こころの耳「相談窓口案内」

職場環境・人間関係に悩みがある

仕事内容に魅力を感じていても、「職場が快適な温度・湿度ではない」「夜勤が多い」など、環境がよくない職場もあります。労働環境が良好ではない職場では、集中力の低下やストレスの蓄積が起こりやすくなるため、やる気を高い状態に保つことは困難です。

また、「職場の同僚の仲が悪い」「上司を尊敬できない」など、人間関係の悩みを抱える職場も精神的な疲労が溜まりやすくなります。常に仕事のやる気が感じられない仕事仲間が近くにいれば、自身のやる気もキープしにくくなるでしょう。

職場の業務環境や人間関係は一朝一夕に変えられるものではありません。「仕事は仕事」と割り切ってプライベートや日常の生活を充実させたり、異動や転職で職場環境を変えたりするなど、自分ができることに取り組むことをおすすめします。

仕事内容・量と給与・評価が見合っていない

一生懸命に仕事をしているつもりでも、職場からの評価が予想よりも低く、「自身があげた成果が反映されていない」と不満に思うこともあるでしょう。仕事内容や業務量にふさわしい給与を得られていないと感じることも、仕事のやる気がでない原因の1つです。

正当な評価を得られていないことで仕事へのやる気が低下している場合は、上司などに相談する形で自分の努力や成果をアピールする機会を設けるとよいでしょう。会社からの評価が改まることもあれば、自己評価と周囲の評価とのズレを認識できることもあります。

給与面に不満に感じている場合は、給与交渉を試みることも1つの方法です。交渉が成功するか失敗に終わるかは職場の判断によりますが、少しでも収入が上がれば、仕事へのやる気が回復するかもしれません。

不快な状況を他者のせいにしている

「仕事をスムーズに進められない」「仕事に気持ちよく取り組めない」など、自分にとって不快な状況を他者のせいにしている人もいるでしょう。周囲の人間や環境に対して過剰な怒りや不快感を持って仕事をしていても、問題の根本は解決しません。最終的には孤独感から無気力になり、周囲の人にも悪い影響を与えるリスクがあるため、注意が必要です。

他者に責任転嫁をしていることが自覚できたら、不快な状況を招いた原因が自分にあると「仮定」して解決方法を考えてみましょう。状況改善のために自分自身ができることが分かれば、他責思考という負の感情をプラスの方向に変え、やる気の回復にもつなげられるはずです。

仕事にやりがい・魅力を感じない

仕事に対してやりがい・達成感を得られないことも、やる気がでなくなる原因の1つです。現在の職場で働き続けたい場合は、今の仕事の中に楽しみや刺激を見つけられないか意識してみましょう。

現在の仕事が本来やりたい仕事ではなかった場合、転職を考えることも1つの方法です。いきなり転職に踏み切らず、現在の職場で転職に役立つ知識やスキルを身につけながら、転職活動の計画や今後の方向性について検討することをおすすめします。

仕事の他にやりたいことがある

プライベートの予定や趣味など、業務内容以外にやりたいことや気になることがある場合、業務中の集中力が低下し、仕事のやる気も維持しにくくなります。また、プライベートで悩みを抱えている場合も、仕事へのモチベーションを保つことが難しくなるでしょう。

仕事の他にやりたいことがある場合は、休憩時間や休日に没頭できる時間を設けて気分転換を図りましょう。プライベートでの悩みを抱えている場合は、休日などに解決に向けて動くことが大切です。業務中は作業に集中できるよう、プライベートの時間を上手に活用してください。

【介護職向け】やる気がでないときは「バーンアウトシンドローム」かも?

介護職はやりがいの大きな仕事である一方、「責任感が問われる」「夜勤で生活リズムが崩れやすい」など、人によっては身体的・精神的ストレスがかかる仕事とも言えます。このような特徴がある仕事に従事する人は「バーンアウトシンドローム(燃え尽き症候群)」に陥りやすいため、注意が必要です。厚生労働省は、バーンアウトシンドロームを下記のように定義しています。

それまでひとつの物事に没頭していた人が、心身の極度の疲労により燃え尽きたように意欲を失い、社会に適応できなくなること。

(引用:厚生労働省 e-ヘルスネット「バーンアウトシンドローム」

バーンアウトシンドロームの主な症状としては、「職場に行きたいと思わない」「常にイライラする」「飲酒量が増える」「睡眠をうまくとれない」などが挙げられます。発症した状態を放置すれば、過労死や自殺といった事態も招きかねないため、バーンアウトシンドロームの症状や兆候が見られた段階で早めに専門家に相談してください。

(出典:厚生労働省 e-ヘルスネット「バーンアウトシンドローム」

バーンアウトシンドロームを未然に防ぐためには、仕事へのモチベーションを高めることが大切です。

介護職の人が仕事のモチベーションを高めるためには?

介護業界で働く人がモチベーションを高める方法には、次の3つが挙げられます。

・仕事の目標を持つ
介護の仕事は将来性のある分野です。「介護福祉士資格を取得する」など、介護の専門職種として知識や技術の質を高める目標を持つことで、モチベーションを高める効果が期待できます。やる気を維持しながらスキルアップが狙えるでしょう。

・仕事の楽しみを見つける・思い出す
介護の仕事で充実感を覚えることが多い場面として「利用者やその家族から感謝の言葉を受けたとき」を挙げる人は少なくありません。勤務中に感じるやりがいや楽しみを見つけておくと、「やる気がでない」と感じたときもモチベーションを回復できるでしょう。

・仕事に誇りを持つ
他の介護士や職員などから仕事を任されたり、相手から成長を認められたりすることも、モチベーションの維持に貢献します。介護業界の仕事は誰もができる仕事ではありません。自分の仕事に誇りと自信を持って行動することで、やる気をキープしやすくなるでしょう。

介護職は身体面・精神面での負担を抱えることもありますが、たくさんの魅力がある仕事です。バーンアウトシンドロームやうつ病などの心の病気の発症を防ぐためにも、「やる気がでない」などの変化を感じたら、上記の対策を参考にモチベーションアップを図りましょう。

まとめ

仕事のやる気がでないことは誰しもが経験することであり、他人と比較したり過剰に自分を責めたりする必要はありません。「心身の疲労」「人間関係の悩み」「給与・評価に不満がある」など、やる気がでない要因は複数あるため、状況を分析した上で対処方法を考えましょう。介護職は特にバーンアウトシンドロームを発症しやすいため、注意が必要です。

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