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職場・悩み 介護職のお悩み 2020/07/14

#たんたん#恋愛#結婚

介護の悩み相談 第3回 この給料で結婚して子育てできる自信がありません(20代男性介護士)

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質問:

「現在付き合っている恋人がいます。今の介護士としての自分の給料で、将来的に結婚をして子育てをする自信がありません。実際に結婚をしている介護士の先輩たちの話を聞くと、「なんとかなるよ」とは言われますが、不安を解消することができません。アドバイスをください」

答え:経済的に不安を持っている人ほど結婚をした方がいい

結論を先に言ってしまえば、年収が低くても不安に思う必要はないと思っています。

アドバイスにあるように実際に結婚をして子育てもしている介護士さんはたくさん存在します。介護職同士で結婚をしているケースも多いです。

お金の不安に関しては今よりもっと稼げるようになっても解消されることはないと思います。

「どっちかひとりが仕事に出て、もう一人が育児や家事に専念する」みたいなことは、介護士に限らず多くの場合難しいということは覚えておいた方がいいと思います。

大事なのは「夫婦で協力をしてなんとかしていく」という意識を持つということです。

介護士で収入が低いと言っても夫婦共に働くことによって世帯収入を伸ばすことはできます。

お互い15万円の収入のカップルだったとしても結婚をしたら世帯収入30万円になります。

逆にお金の不安を持っている人ほど結婚をした方がいいと僕は思っています。

ひとりで家を借りて15万円で生活をするのは大変ですけど、2人でひとつの家を借りて一緒に生活することでそれぞれが出費する額は大幅に減らすことができます。

子育てに関しては他人を頼ってもいい

子供に関しては教育費などで生活費が上がったり、片方がフルタイムで出勤できなくなるようなことが出てくると思います。その時は自分の実家を頼ってみるのもひとつの手です。

子供は大勢の協力体制を作った上で育てた方が夫婦の負担も減ります。

あまり「自分が養っていく」という強い意識は持たずにいろんな人を頼ってもいいと思います。

結婚をする上で大事なのは「稼いでいく」というよりかは、「いざというときに自分を助けてくれる家族や仲間や職場の上司などの人間関係があるのか?」ということだと思います。

「助けてもらってばかりでは悪い」と思うかもしれませんが、次にその人が困っているときに力になってあげればいいのです。

結婚をすること自体にはお金はかかりません

そもそも結婚をすること自体お金のかかることではありません。

役所に婚姻届を出せば夫婦になることができます。

お金がない中無理して結婚式を開かなくてもいいと思います(家族が開いて欲しいとのことで援助をしてもらって、レストランパーティーなどを開いている人もいます。)

マイホームやマイカーに関しても都市部に住んでいる人はなくても生活ができ、地方でも家は賃貸、車は中古を買うかシェアで問題ないことがほとんどです。

そもそもある人と一緒にいたいから結婚をするわけであって、お金の問題は結婚をするに当たってそこまで大きな問題ではないと思っています。

転職をして給料や福利厚生や労働環境を変えるのはアリ

お金に関する不安があるのなら、今の職場より高い収入を提示している施設に転職することをオススメします。

同じ介護の仕事といっても勤務先によって福利厚生や給料は全然違います。

施設内でも既婚者が多い施設では理解を示してくれることも多いです。

逆に職員の平均年齢がやけに低い施設は、何も知らない人が入職して数年働いて他に逃げて行っているようなところもあり、既婚者や子育て家庭への配慮が足りないと感じる施設も存在します。

結婚をすることでライフスタイルも大きく変化することがあるので、合わせて転職を検討するのもいいと思っています。

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たんたん(深井竜次)

介護士ブロガー

1994年生まれ。保育士から介護士に転職ののち、特養・ユニット・ショート・有料の介護施設での経験を生かして情報発信を行なう。介護士と副業のブログで月収100万円を超えた経験談を発表し介護業界で注目される。介護現場の現実を踏まえた率直な意見で知られている。

たんたんの執筆・監修記事

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