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職場・悩み お悩み 2020/07/28

#ご利用者#たんたん#ストレス#認知症

介護の悩み相談 第4回 認知症のご利用者の対応にイライラしてしまいます

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質問:

「介護職で認知症の高齢者のケアをすることが多いです。病気ということは分かっているのですけど、実際に対面すると自分の伝えたいことがうまく伝わらずイライラしてしまいます。どうすればいいのでしょうか?」

答え:介護士でも認知症対応は難しく、イライラするほうが普通

「認知症は病気である」というのは心の中では分かっているのですけど、実際に認知症患者と接してみて相手の行動を全て受け入れるのはなかなか難しいものがあります。

10分前に食事が終わったところに「夕食はまだかな?」と言われ、先ほど食べたことを伝えてもなかなか納得されないということや、帰宅願望が強く「家に帰る」と外に出ようとしてなかなか部屋に戻っていただけないといった対応が難しいケースも多いです。

実際に僕が経験して一番驚いたケースは、オムツの中でした排泄物を手にとって丸めて「おはぎを作っている」と言われたことです。

これらの行動が認知症によるものだということは自分でも分かっていますが、なかなか目の前の行動に対して心穏やかにいられませんでした。こういったことは認知症対応をするに当たって多くの方が経験することではないかと思っています。

解決の第一歩はチームで共有するということ

解決方法として考えられるのが、「同僚に認知症対応でイライラしている」ということを正直に伝えて話を聞いてもらうということです。
認知症対応は非常に理不尽なことが多いので、自分以外でも同じようにイライラしている人や過去に苦しんだ人は数多く存在します。

なので、その悩みを現場の介護士で共有していくということが非常に重要なことだと思っています。

案外自分を悩ませている認知症の方の行動は言葉のかけかたやケアひとつで変化することも多いです。
あなたが対応に困っているとかストレスを抱えているということは個人の問題ではなく、チーム全体の問題として共有して解決方法を導き出すことが大事です。

それを無理に「認知症だから仕方ない。我慢をすればいい」と考えてしまうのは非常に危険です。
認知症ご利用者の問題も解決しないですし、介護士自身の負担も変わらずに重たいので誰一人良い方向に向かうことはないです。

「認知症だから仕方ない」わけではない

「認知症はそういうものだから仕方ない」と言って職員を守らずに泣き寝入りさせてしまうというのは介護施設としてはあってはならないことです。

認知症患者の中には「暴言を吐く」「暴力を振るう」「セクハラをする」と実際に介護職員や他の利用者の身に危険をおよぼしているという方もいます。
そういう案件に対して「認知症だから仕方ない」と対策を考えず放置して切ってしまうのは非常に危険だと思っています。

暴力や暴言に対しては「仕方ない」ではなくて早急な対応が必要です。これらの問題行動に対して職員を守らない施設で働かないことをオススメします。

認知症の行動とは言っても全てが許されるものではないと僕は思っています。また、暴れたりしてしまうのには何か特定の理由があり、そこの対応を変更すると行動が収まる場合もよくあります。
そのような行動を和らげる対応をチーム全体の知識を合わせて考えていく必要がありますし、暴力がひどく改善が見られないなど、場合によっては利用停止などの厳しい処置を施設は取っていかないといけないと思っています。

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プロフィール

たんたん(深井竜次)

介護士ブロガー

介護士ブロガーたんたん(深井竜次)さん

1994年生まれ 保育士から介護士に転職ののち、特養・ユニット・ショート・有料の介護施設での経験を生かして情報発信を行なう。介護士と副業のブログで月収100万円を超えた経験談を発表し介護業界で注目される。介護現場の現実を踏まえた率直な意見で知られている。ブログ:介護士働き方コム 著書:月収15万円だった現役介護士の僕が月収100万円になった幸せな働き方(KADOKAWA)

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