Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

職場・悩み 悩み相談 2021/03/30
介護士ブロガーたんたんさんが回答!お悩みQ&A

#おすすめの介護施設#たんたん#通勤#転職#悩み#介護施設の選び方

介護の悩み相談 第17回 家から施設までの通勤時間が長いことが不満

お悩み相談-17.jpg

質問:職場が遠く通勤時間が長く、コロナ感染の心配や心身の負担を感じますが、我慢すべきでしょうか

初めまして。特別養護老人ホームに勤務して5年目の介護職です。中堅ということもあって多くの仕事を任されて自分なりにやりがいを持って働いています。収入の面でも自分が生活する分は足りていて不満はありません。
しかし1点だけ困っていることがあります。通勤時間が長いということです。
現在自分が住んでいる場所から職場に行くためには、駅まで徒歩10分、電車で1回乗換して40分、そこから徒歩で10分超。通勤時間合計は約1時間以上です。もちろん自分以上に通勤時間が長い人もいますが、自分にとってはかなりストレスです。
特に今はコロナウイルスの感染危険性も考えると、できるだけ人との接触は少なくしたいと思ったりもします(通勤中に感染して職場にクラスターを作るのは嫌です)。
そんな大したことじゃないという人もいますし、自分がこだわりすぎなんでしょうか?

答え:職場が家から近いのは価値が高いです

結論を先に伝えると、「職場から近い家に引っ越す」か「家から近い職場に転職」するべきです。

通勤時間にストレスを感じるのは仕方ないことです。別にあなたが「甘えている」という話ではないのです。

また通勤時間も働いている時間として考えた方がいいと思います。
仕事をするための移動なので、通勤時間が長ければ長いほどその分時給が下がってしまいます。1時間の通勤時間の人は30分の通勤時間の人より30分の長く働いていることになります。

またコロナ禍の中では「職場と家が近い」というのは非常に価値があることです。
通勤で感染するリスクが下がります。
満員電車に乗って通勤している人は常に感染の不安を抱きながら通勤する非常にストレスが高い時間を過ごすことになります。

徒歩で10分ぐらいの場所に職場がある人は無駄な時間をかける通勤で消耗しなくなりますし、感染の不安を軽減する事ができます。
特に介護の仕事は「利用者にコロナウイルスを感染させてはいけない」というプレッシャーもありますので、不安材料を消すためにも職場から近い場所に住んだ方がいいと思います。
また通勤の不安が取り除かれて無駄な時間を削る事で万全な状態で仕事に励みやすいです。

「引越しして家賃が上がる」という声もあるかもしれませんが、良い仕事をするために近くに住んで結果を出して昇進で給料が上がれば家賃分は補えると思います。
それほど仕事をする上で住む場所は大事だと思っています。

職場に合わせて住む場所を変えた方がいい

一人暮らしをしている人とかは職場に合わせて住む場所を変えた方がいいと思います。

特に都内に住んでいると車を持っている人が少ないと思いますので、より大事になります。
僕も都内に住んでいた時は職場から近い場所に住んでいました。

今は地方在住で車を持っているので、そこまで住む場所は関係なくなりましたが、都内の場合は基本が徒歩や自転車なのであまり乗換が必要だったりする場所に住まない方がいいです。
引越しは労力やお金や時間が必要ですが、毎日する通勤時間を削減する事でそのそのコスト以上の成果を出すことはできると思います。

大事なのはストレス少なく働くことであって、通勤の時点でストレスを溜めていては本来の力も発揮できません。

また台風や降雪などのトラブルに巻き込まれてしまうと家と職場が遠い人は出勤できなくなることもあります。
それだと職場に迷惑がかかってしまいます。
家と職場が近ければとりあえず職場に行くことはできるので、必要とされることも増えると思います。
職場によっては「職場の近くに住んだら家賃補助が出る」みたいな場所もあるので合わせてチェックすることをオススメします。

家と職場が近すぎると「落ち着かない」と思う人も多いかもしれないので徒歩5分から10分ぐらいのところに住むとちょうどいいと思います。

都内で働く場合は郊外で職場探しをした方がいい

ここからは余計なお世話かもしれませんが、都内在住の方は都心よりも郊外で介護職として働くことをオススメします。
理由としては都心で働いた場合、「職場に近い都心に住むと家賃が高い」ことと「同じ都心に住めないと通勤時間が長くなってしまう」ということです。
利便性のある都心に住むのは憧れはあるかもしれませんが、その分生活の質が下がってしまいがちです。

一般介護職の給料で都心で精神的に安定した状態で暮らすのはなかなか難しいです。
なので出来るだけ郊外の施設か23区でも外側の区に住むことをオススメします。

また介護施設自体都心よりも郊外の住宅地に多いので、職場探しをしていると簡単に郊外の施設を見つける事ができます。その中で自分の肌に合う地域にある施設を選ぶといいと思います。

「住む場所ありきで職場を探す」というのは抵抗があるように思われますが、都内で働くことを考えると全然問題ないと思います。
それほど家と職場の近さは重要なのです。

場所によっては駐車場を無料で使える施設もあるので、車通勤できることもあります。
ちなみに「郊外で働く」ということについて給料面の不安があるかもしれませんが、実際に多くのエージェントで僕が求人を比較したところ、そこまで大きな開きはないどころか、郊外の施設の方が時給や給料が高いところもたくさんありました。

理由としては都心の介護施設は土地代が高い事が大きいからではないかと思っています。
なので基本的に無理して都心で働く必要はないと思います。

地方在住の僕からしたら郊外でも高いインフラがありますしそこまで生活に困ることはないのではないでしょうか。
「これから上京して介護施設で働きたい」という人も出来るだけ拠点は郊外に置くようにした方がいいと思います。

家と職場が近いことによるデメリットについて

もちろん家と職場が近いことのデメリットもあります。
その中でよく言われるのが「休みの日も職場を意識してしまう」という事があります。
休みの日に外に出る時に職場の前を通ると出退勤する同僚に会うこともあると思います。
それだと心が休まらないという人も多いです。

また自分の生活状況を他の職員に把握されるみたいなこともあるかもしれません。

しかし気の持ちようではあるので、そこまで気にならない人からしたら関係ないと思います。

僕も職場の近くに住んでいてそこまで仕事のことが気になりませんでした。
それ以上にメリットの方が大きいと思います。

【結論】居住選択の自由がある人は職場の近くに住んだ方がいい

結婚していたり家族と一緒に住んでいる人からしたらなかなか引越しは難しいと思います。しかしそうではない人からしたら職場に合わせて住む場所を柔軟に変えた方がいいと思います。
引越しは大変かもしれませんが、それ以上のメリットがあります。

個人的には通勤時間はリスクがあって時間の無駄だと思っているので出来るだけ削れるように自分の住む場所や働き方を見直した方がいいと思います。
職場の近くに住めば、長く働くほどメリットを享受しやすいです。

毎日の通勤時間が30分縮まったとして、年間240日の勤務だとしたら往復で240時間(10日分)の時間を作ることができます。
この10日は非常に大きな差になります。時給1500円の仕事だと36万円分の価値があります。

目には見えないお金かもしれませんが、通勤時間を少なくすることで本来捨てていたはずのお金を回収することができます。

なのでこの記事を読んだ通勤について不満を持っている人は是非住む場所について、今一度考えて欲しいと思います。

お悩み相談投稿はこちら >>
※問合せ共通フォームです。内容はなるべく詳しくお書きください。

介護の仕事・スキルの記事はこちら

 【日本全国電話・メール・WEB相談OK】マイナビ介護職の無料転職サポートに申し込む

SNSシェア

プロフィール

たんたん(深井竜次)

介護士ブロガー

介護士ブロガーたんたん(深井竜次)さん

1994年生まれ 保育士から介護士に転職ののち、特養・ユニット・ショート・有料の介護施設での経験を生かして情報発信を行なう。介護士と副業のブログで月収100万円を超えた経験談を発表し介護業界で注目される。介護現場の現実を踏まえた率直な意見で知られている。ブログ:介護士働き方コム 著書:月収15万円だった現役介護士の僕が月収100万円になった幸せな働き方(KADOKAWA)

介護の職場・悩みの関連記事

  • 職場のトホホ

    2021/08/03

  • 介護マンガ 第29回 「夜勤前」

  • 漫画|北川なつ
  • 悩み相談

    2021/07/21

  • 介護の悩み相談 第22回 夜勤中にフロアの職員が自分一人で、不安になります

  • 文|たんたん(深井竜次)
  • 職場のトホホ

    2021/07/12

  • 介護マンガ 第28回 規則なので

  • 漫画|北川なつ
もっと見る