介護現場での利用者家族からのハラスメントの対応策を実例で解説|介護・福祉系弁護士 外岡潤
介護の仕事の中で、利用者やそのご家族とのトラブルはできる限り避けたいですよね。
『高齢者虐待』『身体拘束』『転倒事故』『ハラスメント』など、日々の業務の中で感じる「これってもしかしたら...」という不安を解消すべく、介護・福祉系弁護士の外岡潤先生に実例を交えて解説いただきました。
今回のテーマは『利用者家族からのハラスメント対応策』についてです。
相談内容:利用者家族からしつこく連絡先を聞かれる(女性/介護職)
ある日利用者家族から食事に誘われ、断ったところ連絡先を聞かれました。怖くなったので、なんとかその場を逃れ、施設長に相談。翌日事務員から利用者家族に対し止めるよう口頭注意しましたが、数日後再び連絡先を聞かれるように。業務もあるので完全に避けることができない状況で困っています。
解決策:止めてほしい行為を書面で提示する
これはカスタマーハラスメントと言えますね。お客様だからと我慢して耐える必要は全くありません。
雇用主は現場の職員が安心して働けるように配慮しなくてはいけませんので、職員の人権が侵害されていることをしっかり伝えることが重要です。
口頭で注意しても止めない場合は、誓約書を作成し、サインしていただく手段があります。
その他にも、ハラスメントに該当する事例や、言葉のハラスメントについても法律をベースにわかりやすく解説しています。
この動画は、介護職チャンネル〈シゴトLive〉にて公開中!他にも、転倒事故が起きてしまったときの対応策や、身体拘束についてなど、実例を交えて解説していますので、チェックしてみてください。
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