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高齢者レクリエーション 塗り絵 塗り絵カレンダー 2022/02/21

季節を楽しむ【塗り絵カレンダー】 2022年3月:ひな祭り

構成・文/介護のみらいラボ編集部 イラスト/深蔵
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毎日の会話が広がる! 「ひな祭り」の豆知識

ここからは、ぬり絵カレンダーのテーマにまつわる豆知識をご紹介します。季節の話題を現場でのコミュニケーションに役立てましょう!

「ひな祭り」が女の子の行事になったのはいつから!?

3月3日はひな祭り。華やかなひな人形を飾って、桃の花や(ひし)(もち)をそなえたり、白酒やはまぐりのお吸い物をいただいたりして、女の子の健康と成長をお祝いする日です。

ところで、ひな祭りはいつから、どうやってはじまったのでしょう。
ひな祭りが行われる「桃の節句」は、古代中国の「上巳の節句」が起源だという説が一般的。当時の中国では、3月のいちばんはじめの巳の日を「上巳」といい、川でみそぎを行い、お酒を飲んで心身の厄を払う風習がありました。
その後、厄払いの風習は「曲水(ごくすい)(えん)」(みそぎとともに、(さかずき)を水に流して(うたげ)を行うもの)と呼ばれる行事に発展。それが日本にも伝わり、平安時代の宮中では川の水に杯を流しながら歌を詠むという、風流な催しが盛大に行われていたそうです。

現在のような形で、上巳の節句が行われるようになったのは、室町時代のころから。紙で作った(ひと)(がた)に自分のけがれを移し、水に流すことで無病息災を願う「流しびな」と、子どもたちの人形遊びである「ひいな遊び」が融合して、ひな祭りの原型ができあがったといわれています。
さらに江戸時代になると、幕府が3月3日を「桃の節句」と定め、女の子の成長や幸せを願う日としたことから、大名や公家の間ではひな人形を贈ったり、内裏びなを飾ったりする風習が誕生。次第に大衆的な行事として広まっていきました。

ちなみに、上巳の節句を桃の節句と称するようになったのは、「桃には邪気を払う魔除けの力がある」とされ、さまざまな神事に取り入れられていたことに由来するのだとか。
また、ひな人形の飾りつけは、立春から2月中旬ごろまでに済ませ、3月3日が過ぎたらすぐに片づけるのがよいとされており、「いつまでも飾っていると、娘が嫁にいけなくなる」ともいわれます。

[参考]
『12ヶ月のしきたり 知れば納得!暮らしを楽しむ』(新谷尚紀/PHP研究所)『子どもにつたえたい年中行事・記念日』(萌文書林編集部編/萌文書林)

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