長兜の折り方【折り紙】
文・写真/バーネット5月5日の端午の節句にちなんで、兜を折ってみましょう。ここでは普通の兜ではなく、縦に長い兜の折り方を紹介します。これは長烏帽子形兜(ながえぼしなりかぶと)といって、虎退治のエピソードで有名な戦国時代の武将・加藤清正が使っていました。加藤清正の長烏帽子形兜は、銀色で側面には日の丸がついています。朝鮮の役の戦いで用いられたという記録があり、歴史的に貴重な品です。鈍い銀色の折り紙を用意して折ってみるのもおすすめです。
折り方
①折り紙を2度三角に折って、一度戻します。両端の角を下向きの角に合わせるように折りましょう。
②両端を折ります。
③一番手前にある、小さな下向きの三角形を2つ上向に折りましょう。さらに、写真のように折って、角(立物)を作ります。
④手前にある下向きの三角形を写真のように折りましょう。
⑤残った下向きの三角形に折り目をつけて兜の中に入れ込みます。立体になるよう調整すれば完成です。
コツ・ポイント
③で降り方をアレンジして、ユニークな角(立物)にしてみるのもおすすめです。
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