#花の折り紙

あやめの折り方【折り紙】

文・写真／バーネット

日本人に馴染みのある花のひとつ、「あやめ」の折り方を紹介します。菖蒲の花にも見える折り方です。比較的、簡単に折れて、並べて飾るとより美しさが増す「あやめ」。色も深い青や紫を使って、心穏やかな気分になれる花をぜひ折ってみてください。

折り方

①白い面を上にし、図を参考に点線は谷折り、実線は山折りにして折り目をつけます。

②折り目に沿って、図のように四角の袋にたたみます。

③図の点線を参考に一番上の部分を谷折りにして折り目をつけたら戻します。

④右側の一枚を中心の線から左側にめくります。

⑤図の点線を参考に下から一枚、上に向かって谷折りにして折り目をつけたら元に戻します。

⑥左側の一枚を、中心を境に右側へ戻します。下から袋を開き、中心で袋折りにします。

⑦図を参考に点線で左右の角を中心に向かって谷折りにします。

⑧一度開き、図のように点線は谷折りに、実線は山折りにして、三角を作ります。

⑨裏返します。同様に袋折りにして左右の角を中心に向かって谷折りにします。

⑩図を参考に中心で上に向かって折り上げます。

⑪裏返します。下から○印同士を合わせるように、点線で谷折りにします。

⑫裏返して、上下を反対にします。図の点線を参考に下の角を上に谷折りにします。

⑬角が中心より上になるように折り上げたら、左右の赤い線同士を合わせるように点線で谷折りにします。

⑭黄色で囲んだ部分を上の三角の下に隠します。

⑮図の点線の位置を参考に左右の角を谷折りにします。

⑯さらに、図の点線の位置を参考に上に向かって左右とも谷折りにします。

⑰図の点線部分を参考に、左右の角を少し谷折りにします。

⑱裏返します。「あやめ」の花の完成です。

⑲次に、花の茎と葉を折ります。茎は15cm幅の折り紙の１/４サイズを１枚、葉は15cm幅の折り紙の１/８サイズを２枚、事前に切っておきます。

⑳茎の折り方です。白い面を上にして、中心で谷折りにして開き、さらに中心に向かって谷折りにして開き、さらにその折り目に向かって谷折りにします。そこから谷折りにくるくると巻いていきます。最後の部分をのり付けしたら茎の完成です。

㉑葉を２枚おります。１/８サイズの折り紙を白い面を上にして中心で谷折りにして開きます。角を三角に中心の折り目に向かって谷折りにします。さらに、２枚目の図を参考に、中心より上にくるように上下を谷折りにします。角ができたら、上下をそれぞれ谷折りにしてのり付けします。葉の完成です。

㉒花の裏に茎をさして、茎の左右に葉をのり付けしたら「あやめ」の完成です。

コツ・ポイント

茎と葉は、基本的な折り方を紹介していますので、みなさんの思うように作っても構いません。花の折り目が浮いてしまう場合は、のりなどで貼り付けるときれいな形になります。

引用：辻本京子〈粘土・折り紙・ペーパークラフト・その他〉

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