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仕事・スキル 介護資格 2023/03/24

#介護福祉士

介護福祉士を取得するメリットとは?介護職におすすめの資格もご紹介

文/中村 亜美 thumbnail.jpg

「介護福祉士はよく聞く資格だけど、取得することにメリットはあるの?」と思っている方もいるのではないでしょうか?介護福祉士を目指す前に、取得して得られるメリットがあるのかどうかを知っておきたいものです。
そこでこの記事では、介護福祉士資格を取得することのメリットを、筆者の経験を交えて紹介していきます。また、介護福祉士以外のおすすめ資格4つも解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

1.介護福祉士とは

介護福祉士とは、介護現場で働くプロとして認められた人に与えられる資格です。国家試験を受験し、それに合格すると介護福祉士資格を取得することができます。

介護福祉士資格を取得するためには、国家試験を受けることが必須ですが、受験までは養成学校卒業や実務者研修資格取得+指定日数以上の実務経験など、さまざまなルートがあります。

そして、介護福祉士の需要は高く、取得していると介護現場で働きやすいといわれています。次の項目では、介護福祉士資格の取得で得ることができるメリットを紹介します。

2.介護福祉士資格を取得するメリット

介護福祉士とは、介護現場で働くプロとして認められた人に与えられる資格ですが、介護福祉士を取得するメリットは、大きく次の3つがあると思います。

就職・転職に有利

まず、介護福祉士の資格をもっていると就職や転職に有利になります。
これは、介護福祉士を雇い入れる介護施設側にメリットが大きいことが関係しています。施設側は介護に関する知識が豊富な人を雇いたいと思うものです。そのため、介護福祉士の資格をもっていると「介護の知識がある」と判断し、結果として採用されやすくなります。

筆者も何度か転職を経験しましたが、介護福祉士の資格があるだけで比較的スムーズに介護施設へ転職することができました。

好待遇が期待できる

2つめは待遇への影響です。介護福祉士資格を取得しておくと、無資格の場合よりも給料が上がる可能性が高いといえます。
実際、筆者が介護施設で働いていたとき、処遇改善加算が介護福祉士所有者に優遇して配分されたため、給料がアップしてモチベーションが上がりました。

重要な仕事を任せられる

介護福祉士資格をもっていると、フロアリーダーや主任など重要なポジションを任せられることが多くなります。 もちろん資格をもっているだけで昇進することはありませんが、知識や技術があれば、スキルアップが狙えるでしょう。スキルアップができると、当然、仕事へのモチベーションも上がります。

筆者も、介護福祉士の資格をもっていることで、ユニットリーダーを任された経験があります。会議の進行などの重要な仕事を任せられることで、介護ケアに対する責任感が生まれ、介護福祉士として成長する機会にもなりました。
また、ケアプラン作成にも携わることができ、多方面から利用者のケアに関わることができたのが喜びでした。

3.【経験談】介護福祉士を取得してよかったこと

ここからは、介護福祉士を取得していてよかった筆者の経験談を紹介していきます。

筆者が介護福祉士を取得していてよかったと思ったことは、主に以下が挙げられます。

・就職した段階である程度信用してもらえる
・転職がスムーズにできる
・チームリーダーとして任せてもらえる
・介護現場に出ても知識があることである程度安心できる

介護福祉士資格を持つメリットは人によってさまざまですが、特に筆者がよかったと思ったのは、いざ介護現場で働き始めた時に介護ケアへの知識があることで少し安心できた点でした。
介護福祉士資格を資格を取得できたということは、介護ケアに対しての知識が備わっている証拠です。何もわからずに現場に入るよりも、知識があると自分でも安心することができ、スムーズに働き出すことができます。

新しい職場での不安は沢山ありますが、介護福祉士の資格を所有していることで、「現場で何をしていいのかわからない」という不安の一部が軽減できたのは、筆者にとって大きなメリットでした。

4.介護福祉士取得前のおすすめの資格

介護福祉士資格を取得するために、まだ勤務年数が足りない方は、まずは初心者向けの資格を目指してみるのも一案です。
ここからは、介護福祉士取得前に取得しておいて損はない、2つの介護資格を紹介します。

介護職員初任者研修

まずは介護職員初任者研修(旧ホームヘルパー2級)です。これは、初心者向けの介護系の資格で、決められたカリキュラム受講すると資格が取得できるものです。
介護の仕事を始めたばかりの方やこれから介護の仕事をしようと思っている方には特におすすめの資格といえるでしょう。
初任者研修を取得していることで無資格よりも手当がついたり、就職しやすかったりすることがあるため、取得を目指してみるのもいいかもしれません。

介護福祉士実務者研修

介護福祉士実務者研修は、介護福祉士資格を取得するうえで必要な資格です。
介護福祉士実務者研修を取得したのちに介護福祉士国家試験を受験することを「実務者ルート」と呼び、介護福祉士国家試験受験者の90%以上がこの実務者ルートであるといわれています。

また、介護福祉士実務者研修は、介護福祉士国家試験を受けるための通過点だけはではなく、以下で挙げるように所有していることでのメリットも大きいです。

  • 待遇面に反映されやすい(手当がつくなど)
  • 正社員として雇ってもらえる可能性が高い
  • サービス担当責任者として働くことができる
  • ケアプラン作成に関わることができる

介護福祉士実務者研修資格を取得していることで、介護のさまざまな仕事を担当できるだけでなく、無資格よりも給料が上がる可能性も高くなります。
実務経験を積みながら将来的に介護福祉士資格の取得をしたいなら、まずは介護福祉士実務者研修の資格を取得することから始めてみましょう。

5.介護福祉士取得後におすすめの資格

介護福祉士取得後、さらにスキルアップしたい方におすすめの資格を2つ紹介します。

ケアマネジャー

適切な介護サービスを受けることができるよう、ケアプラン作成をはじめ、さまざまな形で要介護者をサポートするのがケアマネジャーです。
介護事業所と要介護者のパイプ役を担い、介護サービス利用が始まったあとも円滑にサービス提供が進むようにサポートしていきます。

ケアマネジャーは、介護福祉士をはじめとした指定の資格や指定の勤務日数を満たすことにより受験資格を得ることが可能です。
試験の難易度は高いとされていますが、現在ではさまざまな参考書や通信教育があり、働きながら勉強し、取得する方も多い資格です。

認定介護福祉士

認定介護福祉士は、介護福祉士よりもさらにハイレベルな知識や技術をもつ人に与えられる資格です。
介護福祉士の上位資格として最近注目されています。主に次の条件を満たす人が養成研修受講を受け、認定介護福祉士の申請をすることができます。

  • 介護福祉士の資格を所有
  • 現場での実務経験5年以上
  • 介護職員を対象とした現任研修100時間以上の研修歴
  • 研修実施団体の課すレポート課題または受講試験で一定水準の成績を修めている

認定介護福祉士は民間資格ですが、研修を受講することでさらに質の高い介護ケアを学ぶことができ、介護現場でリーダーシップを発揮することができるようになります。
また、国家資格ほどの効力はないものの、認定介護福祉士を取得していることで、チームリーダーとして人材育成に取り組めたり、より幅広い視野をもって介護ケアに携われたりする力があることをアピールできます。

6.介護福祉士資格をもつメリットは多い!ぜひ取得を目指そう

お伝えしてきたように、介護福祉士資格をもつメリットはさまざまなものがあり、身に着けたケアの知識を実務にもいかすことができます。

介護福祉士は介護ケアのプロです。より、介護ケアに誇りをもって仕事をするためにも、資格取得を目指すことを視野に入れてもらえたらと思います。

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中村亜美(Ami Nakamura)

介護福祉士

2007年に介護福祉士を取得後、特別養護老人ホームで介護職員として勤務。ユニットリーダーとしての経験もある。現在はWebライターとして主に介護系の記事を執筆している。

中村亜美の執筆・監修記事

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