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【今日は何の日?】4月17日=新築された留置場の第1号入所者は?東京・杉並区(1966年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
59年前の1966(昭和41)年。夜10時ごろ、東京・杉並区大宮前3丁目(現・宮前4丁目)のプラスチック加工業者の経営者男性(57歳)が、店の戸締りをしようとしていたところ、黒っぽい小動物がドアからノコノコと入り込んできました。
家族総出で棒切れやビニール袋を持って追いかけ回し、小動物が床下へとはい込んだところをようやく捕獲。すぐに警視庁高井戸署へと通報しました。
すぐに駆けつけたパトカーに乗せられ、小動物は新築されたばかりの高井戸署へと連行。この小動物、タヌキのようでもあり、かなり大型のネズミのようでもあり正体不明。首に縄をかけようとすれば、歯をムキ出しにして抵抗するため、やむなく新築されたばかりの留置場の第1号入所者として入所させることになりました。
ところがこの珍客、翌朝に署員が"臭い飯"どころか、果物を差し入れても見向きもせず、ムシャムシャと食べるのはチーズのみ...。とんだ贅沢三昧な入所者にボヤきつつ、近所の井の頭自然文化園(武蔵野市)の飼育係に来てもらい、その正体を鑑定してもらったところ、なんとハクビシン(ジャコウネコ科)と判明。
当時は都心におけるハクビシンの捕獲例はまだ少なく、正真正銘の珍客だった模様。
参照 : 昭和41年4月18日付の読売新聞夕刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・4月17日=羽田空港の国内線出発ロビーにテレビカメラが設置(1970年)
・4月17日=クイーンが初来日(1975年)
・4月17日=こりゃお恥ずかしい...銀座に誤植気球が浮かぶ(1978年)
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介護のみらいラボ編集部コメント
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