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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/04/23

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【今日は何の日?】4月23日=プロ野球の打者にヘルメット着用が義務づけられる(1956年)/ 雑学ネタ帳

04月23日(野球用ヘルメット).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

69年前の1956(昭和31)年。午後1時より東京・丸の内の東京會舘で行われたプロ野球実行委員会小委員会で、危険防止の観点から、今後はセ・パ両リーグともに打者は野球用ヘルメットを着用することが決定しました。

この時期、各チームともにデッドボールを受けて故障者が続出したことを受けての処置。また前年(55年)秋に来日した米ニューヨーク・ヤンキースの選手たちがヘルメットを使用していたことがヒントとなり、この年に入ってから米ナショナル・リーグでヘルメット着用義務が規約に組み込まれたことを習った形となります。

この時点で、まだ日本のファンや関係者に「ヘルメット」その物があまり周知されてはおらず、当時の新聞記事でも「この帽子はいままでのヘッドギヤーと違い、帽子そのものが合成樹脂のようなもので作ってあり、目方は75匁(300g)」と説明されています。

すでにシーズンは開幕していましたが、物量的な問題からも、すぐに全選手着用というワケにもいかず、まずは米国メーカーにヘルメット作成を依頼し、それが到着次第各球団で順次、使用を始めていくということになりました。

野球は「する」でも「見る」でも老若男女に大人気のスポーツですが、冷静に考えると、硬い球が150km近いスピードで目の前を通り過ぎていくわけですから、非常に怖く危険なスポーツであるとも言えます。現在の感覚からすると、この時期まで打者がヘルメットを着用していなかったことに驚かされますね。

 参照 : 昭和31年4月24日付の毎日新聞朝刊

                  文 / 高木圭介

●この日に起きた他の出来事

4月23日=船員に逃げられた英国貨物船が12日ぶりに横浜から旅立つ(1961年) 
4月23日=週刊マーガレットが驚きの創刊(1963年) 
4月23日=山口百恵主演『赤い運命』が放送スタート(1976年) 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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