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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/06/17

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【今日は何の日?】6月17日=発注ミスが中野区民の命を救う・東京(1970年)/ 雑学ネタ帳

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 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

55年前の1970(昭和45)年。東京・中野区内新築ビル工事現場で起きたゾーッとするお話です。

ビルの土台となる土地にパイル50本を打ち込む工事をしていたところ、6月12日になってパイルが1本足りないことが発覚。発注ミスでした。

あわてて残り1本を発注し直し、その到着を待つこととなりましたが、あいにくの雨続き。この日になって、ようやく工事再開となり、係員が何気なくパイルを打ち込む予定の深さ60cmほどの穴をのぞき込んだところ、雨のため崩れ、土砂が洗い流されていた底にキラリと光る金属のようなモノを発見。その正体は砲弾だったのです。

自衛隊によって掘り出されたのは長さ1m重さ200kg旧日本軍のモノと見られる物々しい砲弾。処理作業にあたった自衛隊の話によると、砲弾はまだ生きており、仮に発注ミスがなく、6月12日の工事中、予定通りそのまま「50本目のパイル」を打ち込んでいたとしたら、ドカンと大爆発が起きていたのだとか...。

発注ミスをしてしまった人が、いったんは上司や同僚から厳しく糾弾されていたことは容易に想像がつきます。そんなミスから一転、この日は神の如く感謝されていたことでしょう。こんな逸話を胸にしまいつつ、常に他人のミスにも寛容でありたいですね。

 参照 : 昭和45年6月18日付の毎日新聞朝刊 

                            文 / 高木圭介

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介護のみらいラボ連載コラム『今日は何の日?』 ~ 6月17日=発注ミスが中野区民の命を救う・東京(1970年)が公開されました。ぜひ、お読みください!

             

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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