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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/06/21

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【今日は何の日?】6月21日=福岡高裁で副検事が異例の訴え(1961年)/ 雑学ネタ帳

06月21日/福岡高裁.jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

64年前の1961(昭和36)年。この日、福岡高等裁判所へ「裁判官が判決を間違えて言い渡したので、言い直しをお願いしたい」という訴えが出されました。控訴の主は福岡区検の副検事という、かなり珍しいケースです。

というのも、さる6月7日に福岡簡易裁判所判事が、万引きをした佐賀県在住の女性(40歳)に「懲役2年2月。刑期に未決拘置の40日を算入する」と言い渡しました。ところが後日、もう一度調べてみると、拘置日数が11日ほど多いことが判明。明らかに判事の計算違いだったのです。

あわてた同判事は、副検事へと急報。「いったん言い渡したモノは、言い直しできないのが刑訴法の定め。あなたのほうから高裁のほうに控訴して下さい!」と依頼したのだとか。

かなりレアなケースとなりましたが、高裁側は「暑さのせい?」と渋い顔だったそうな...。

 参照 : 昭和36年6月22日付の朝日新聞朝刊

                         文 / 高木圭介

●この日に起きた他の出来事

国電・西荻窪駅の助役が命がけの人命救助(1963年) 
都営地下鉄1号線(都営浅草線)が全区間で開業(1968年) 
『ハクション大魔王』の主題歌が突如、スペイン語となる(1970年) 

※SmartNewsなどのメディアでご覧の方は、「オリジナルサイトで読む」をクリックすると、この日に起きた他の出来事も表示されます。


 

             

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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