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【今日は何の日?】6月21日=福岡高裁で副検事が異例の訴え(1961年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
64年前の1961(昭和36)年。この日、福岡高等裁判所へ「裁判官が判決を間違えて言い渡したので、言い直しをお願いしたい」という訴えが出されました。控訴の主は福岡区検の副検事という、かなり珍しいケースです。
というのも、さる6月7日に福岡簡易裁判所の判事が、万引きをした佐賀県在住の女性(40歳)に「懲役2年2月。刑期に未決拘置の40日を算入する」と言い渡しました。ところが後日、もう一度調べてみると、拘置日数が11日ほど多いことが判明。明らかに判事の計算違いだったのです。
あわてた同判事は、副検事へと急報。「いったん言い渡したモノは、言い直しできないのが刑訴法の定め。あなたのほうから高裁のほうに控訴して下さい!」と依頼したのだとか。
かなりレアなケースとなりましたが、高裁側は「暑さのせい?」と渋い顔だったそうな...。
参照 : 昭和36年6月22日付の朝日新聞朝刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ 国電・西荻窪駅の助役が命がけの人命救助(1963年)
・ 都営地下鉄1号線(都営浅草線)が全区間で開業(1968年)
・ 『ハクション大魔王』の主題歌が突如、スペイン語となる(1970年)
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介護のみらいラボ編集部コメント
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