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【今日は何の日？】4月25日＝新幹線で初の新駅「三島駅」が開業（1969年）／ 雑学ネタ帳
《画像はイメージです》
56年前の1969（昭和44）年。開業（64年10月）から5年を迎えた東海道新幹線で、初の新駅となる三島駅（静岡・三島市）が開業しました。
開業時には存在していなかった三島駅ですが、開業から1年後の65（昭和40）年9月に在来線の三島駅に隣接する形で保線基地や車両基地、信号場が開設され、折返線や引上線も設置されましたが、地元の人たちにとって肝心要となる駅の設置はなし...。地元からの強い要望に後押しされる形で67（昭和42）年11月の国鉄理事会にて新駅設置が決定。それまでの三島信号場を格上げする形で駅の開業に至ったのでした。
朝6時38分に同駅始発となる下り臨時特急「こだま293A号」、同じく朝6時50分に同駅始発の上り定期特急「こだま482号」を皮切りに営業がスタート。こだま号の全電車が三島駅に停車することとなりました。
初電車となった下り臨時特急には三島市商店街が募った京都見物の日帰り客200人が乗り込み、地元の家事手伝い女性（22歳）が運転士に花束を渡しました。
開業出発式は午前10時30分から下りホームで国鉄本社の藤井松太郎技師長、静岡県の竹山祐太郎知事、地元の16市町村関係者ら約800人が参加して行われ、午前10時59分発の新大阪行き「こだま115号」にテープを切って開業が祝われました。
参照 ： 昭和44年4月25日付の読売新聞夕刊
文 ／ 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ 4月25日＝国鉄中央線にディーゼル急行「アルプス」が誕生（1960年）
・ 4月25日＝本物（？）のシンデレラ姫がハリウッドより来日（1960年）
・ 4月25日＝007／危機一発（ロシアより愛をこめて）が日本公開（1964年）
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