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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/04/26

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【今日は何の日?】4月26日=男性ヌード初の"わいせつヘア論争" ~ 「女性自身」は猶予で「薔薇族」は起訴・東京地検(1975年)/ 雑学ネタ帳

04月26日(男性ヌードの彫刻).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

ちょうど半世紀前の1975(昭和50)年。男性ヌードを掲載し"ヘア論争"を起こしていた女性週刊誌女性自身』(光文社)について、東京地検が「わいせつ性は高くなく、出版社側も反省している」として、わいせつ図画販売容疑送検されていた同誌編集長男性(41歳)ら15人が起訴猶予処分となりました。

同誌では1月30日号のグラビアページにて、ホストクラブの男性19人のヌード写真を掲載。うち8人の"下の毛"がハッキリと写っていたため、警視庁では「わいせつにあたる」として書類送検していたものです。

男性ヌードがわせいつの対象となったのは国内初のケース。しかし東京地検では「写真のポーズは比較的自然で、ことさら刺激的ではなく、わいせつ性は高くない。光文社は恐縮しており、週刊誌業界にも自粛ムードが出ている」と判断し、今回限りの条件付きで起訴猶予となった形です。

一方、ほぼ同様の理由ながら、ゲイ雑誌薔薇族』(当時月刊=第二書房)の編集長兼発行人の男性(43歳)とアートディレクター男性(36歳)は、わいせつ性が認められ、わいせつ文書図画販売と、同目的所持などで東京簡裁に略式起訴されました。

起訴状によりますと、第二書房では前年(74年)12月23日ごろに同誌昭和50年2月号を1万8,700部、この年2月15日ごろには同誌4月号を1万8,600部を販売。それぞれの雑誌には"下の毛"が描写されている男性ヌードの絵画写真男色関係の小説が掲載されており、東京地検では「いずれもわいせつに当たる」と判断したものです。

 参照 : 昭和50年4月26日付の毎日新聞夕刊 

          文 / 高木圭介

●この日に起きた他の出来事

ジョージ・フォアマンが1対5の変則マッチを行う(1975年) 
借金のカタに保護猛獣など11頭が射殺・長野(1984年) 
ジャズ界の巨星、カウント・ベイシーが死去(1984年) 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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