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【今日は何の日?】5月17日=郵便貯金のマスコットがリスに決定!(1963年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
62年前の1963(昭和38)年。郵政省が同省職員に募っていた郵便貯金のマスコットが、458点の応募の中からリスに決定。そのココロはリスが木の実をせっせと貯めるように、貯金に精を出してもらおうという狙いだったそうです。
こんな話題に渋い顔をしていたのは埼玉銀行(現・埼玉りそな銀行)や西日本相互銀行(現・西日本シティ銀行)でした。というのも、これらの銀行は郵貯より一足先に、ほぼ同様の理由から、同じくリスをマスコットに採用していたからです。
とくに意匠登録まで済ませていた埼玉銀行側は「ナワ張り荒らしは困る...」と当惑の表情。しかし当の郵政省は「特許庁にも聞いてみたが、デザインが少し違えば問題はないとのこと」とすました顔だったそうな。
郵貯リスの名前は6月10日から7月末日までの一般公募にて、採用者には10万円の定額貯金証書進呈というプレゼントとともに大々的に集められ、約10万通の応募の中から「ユウちゃん」に決定。デザインは時代とともに変遷していきましたが、名前はそのまま、21世紀に入ってからも親しまれ続けました。
そんなユウちゃんでしたが、2007年の郵政民営化後、郵便貯金業務も「ゆうちょ銀行」へと引き継がれる中、その去就に注目が集まりました。しかしリスのユウちゃんが引き継がれることなく、誕生から44年で姿を消すことになりました。
参照 : 昭和38年5月18日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ IOC委員が大相撲夏場所を観戦(1958年)
・ 白覆面の魔王、ザ・デストロイヤーが日本初登場(1963年)
・ ヤングジャンプ誌(集英社)が創刊(1979年)
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介護のみらいラボ編集部コメント
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