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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/06/07

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【今日は何の日?】6月7日=洋品店の"ダイヤモンド作戦"が警察命令で直前ストップ・御徒町(1964年)/ 雑学ネタ帳

06月07日(ダイヤモンド).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

61年前の1964(昭和39)年。東京・御徒町の、とある洋品店開店披露のPR策として、午後3時からダイヤモンドを付けた風船を飛ばすことを予告しました。

その内容とは黄色風船約200個を空へと飛ばし、そのうち赤い風船10個にダイヤ入りの皮袋を吊るし、それを拾って届けてくれた人には、そのダイヤをプラチナ台の指輪に仕立てて進呈するという趣向。開店祝いの大盤振る舞いというワケです。

皮袋に入れられたダイヤは2~3万円クラスのモノから10万円前後のモノまで。風船は御徒町から飛ばし、風に乗って空高く舞えば、近県下にまで飛んでいく可能性もあり、洋品店では「広範囲に効果の"立体宣伝"」(洋品店)と胸を張っていたそうです。

ところが、風船打ち上げの30分前、午後2時30分になって管轄の警視庁上野署から「(風船を)飛ばしてはならぬ!」とストップが入り、ダイヤモンド作戦は秒読みにすら入る前に中止となってしまいました。

上野署が中止命令のタテにとったのは東京都道路交通規則第十四条九号(交通頻繁な道路に宣伝物、印刷物、その他の物を散布し、またはこれに類する行為をしてはならない)に触れるという見解。さらに「交通事故を起こすおそれがある」という理由でした。

洋品店側は「はじめから少し無理な計画ではないかと思っていた。警察の言い分ももっとも」(洋品店の社長)と、なんともあっさり引き下がりました。

なお、宙に浮かせそこない、宙に浮いたダイヤの数々は、大売出し中の景品へと回されたそうです。

 参照 : 昭和39年6月7日付、6月8日付の読売新聞朝刊

         文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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