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【今日は何の日?】6月23日=大相撲テレビ中継に2つの新兵器が導入・名古屋(1963年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
62年前の1963(昭和38)年。この時期、大相撲はNHKだけでなく、日本テレビとTBSといった民放局でもテレビ中継。この日に初日を迎えた名古屋場所(愛知・金山体育館)は中日放送をキー局に全国36の民放局で放送されました。
民放局を代表して中継を担当する中日放送では、新たに2つの新兵器を導入し、全国の視聴者に斬新な映像を届けることに成功したのです。
まず1つ目は「エレクトロ・ズーマー」と呼ばれる新型のワイプ。1つの画面に同時に2つの映像をはめ込むワイプは現在、バラエティ番組などでもおなじみですが、この新型ワイプの新しい点は2つの画面を同一ショットのままで拡大も縮小も可能というスグレモノ。また2つの画を一瞬にして交換することも可能。これは中日放送が最近開発に成功したもので、この日の大相撲中継が初の実用となりました。
取り組み中の決定的瞬間をとらえたカメラと、それを分析する解説者の顔を、1つの画面に入れつつ、解説者の顔を切らずに決定的瞬間をズーム映像で放送することも可能となりました。ちなみにこの日の解説者は元小結・清水川こと間垣親方と、元横綱で元プロレスラーでもある東富士さんが務めました。
もう1つは「ハンディ・ビジョン」と呼ばれる小型テレビカメラ。カメラマンが肩に背負って身軽に動きながら撮影できるため、支度部屋での力士の表情などをとらえるのに最適。中日放送では、2つの新兵器をフルに活かしつつ、大相撲の新たな魅力を引き出してみせると張り切っていたそうです。
参照 : 昭和38年6月22日付の毎日新聞夕刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ ウィンブルドンでブラジャーのひもがプツン...(1960年)
・ 銀座で旧日本陸軍の高射砲の弾丸が見つかる(1965年)
・ 東京・錦糸町駅前にロッテ会館がオープン(1970年)
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介護のみらいラボ編集部コメント
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