Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

ニュース 今日は何の日?雑学 2025/07/02

#7月2日#ちあきなおみ#下矢切#今日は何の日?#千葉県#昭和58年#東京都#松戸市#柴又#梅沢富美男#水難救助訓練#渡し舟#演歌#矢切の渡し#石本美由起#第二機動隊#細川たかし#船村徹#葛飾区#警視庁亀有署

【今日は何の日?】7月2日=矢切の渡しで水難訓練 ~ 演歌の大ヒット受け(1983年)/ 雑学ネタ帳

07月02日(矢切の渡し).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

42年前の1983(昭和58)年♪ つれて逃げてよ~ と、ちあきなおみさん細川たかしさん歌唱による演歌の大ヒットを受け、この時期に全国的に有名になったのが東京・葛飾区柴又と千葉・松戸市下矢切を結ぶ江戸川名物「矢切の渡し」です。

そんな矢切の渡しでこの日の午前、かなり大がかりな水難救助訓練が実施されました。

というのも、矢切の渡しはそれまで土、日曜と祝日のみの運航だったのが、時ならぬ演歌の大ヒットにより、平日でも5~600人休日には3,000人にものぼる観光客が押し寄せる観光名所となっていたのです。そこで警視庁亀有署第二機動隊が「観光客の急増に伴う、渡し舟の転覆など、不慮の事故に備えよう」と水難訓練を企画したのでした。

午前10時30分すぎ。乗客30人を乗せた渡し舟が松戸側を出発。反対岸の柴又側に到達する直前にバランスを崩し乗客が水中に転落したことを想定。船頭の杉浦正雄さん(59歳)が漕ぐ渡し舟から、ウエットスーツを着た5人が川へと飛び込み助けを求めると、機動隊のアクアラング隊員アルミ製折り畳みボートに乗った亀有署員らが救助活動をスタート。次々に川から引き揚げては人工呼吸し、約150m流された1人も航空隊のヘリが吊り上げて全員を無事に救出完了!

この日も押し寄せていた観光客らは、そのテキパキとした訓練風景を神妙な表情で眺めていたそうな。

矢切の渡しを一躍有名にした船村徹さん作曲石本美由起さん作詞による楽曲はもともと、7年前(76年)にちあきなおみさんのシングル盤『酒場川』のB面曲として発売。それが82年に梅沢富美男さんの舞台で使用され話題となり、改めてシングルA面曲として再発売(有線チャート1位)され、翌83年には細川たかしさんの歌唱でも大ヒット(レコード売り上げ1位)。ほかにも数々の歌手によって歌われ日本のスタンダード演歌となったのでした。 
 
 参照 : 昭和58年7月2日付の毎日新聞夕刊

               文 / 高木圭介

●この日に起きた他の出来事

国鉄・大森駅そばに「踊る列車妨害男」(1949年) 
横浜に船員のためのクッキング・スクールがオープン(1955年) 
3千万円盗んで1千万円を捨てた女が自首・相生市(1984年) 

※SmartNewsなどのメディアでご覧の方は、「オリジナルサイトで読む」をクリックすると、この日に起きた他の出来事も表示されます。

             

スピード転職情報収集だけでもOK

マイナビ介護職は、あなたの転職をしっかりサポート!介護職専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングを行います。

はじめての転職で何から進めるべきかわからない、求人だけ見てみたい、そもそも転職活動をするか迷っている場合でも、キャリアアドバイザーがアドバイスいたします。

完全無料:アドバイザーに相談する

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

高木圭介の執筆・監修記事