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【今日は何の日?】7月29日=西ドイツで日本産のチーズ玩具が問題視される(1962年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
63年前の1962(昭和37)年。西ドイツ(現・ドイツ連邦共和国)の警察が、日本産の本物そっくりに作られたプラスチック製のチーズの玩具を問題視し、全国的な調査を開始しました。
というのも西ドイツ国内で、このチーズの玩具を本物と思い込んで食べてしまった65歳の工場支配人男性が死亡するという事故が発生したのです。デュースブルク警察では、あまりに精巧にできた日本産の食材型玩具を問題視し、チーズと同時に流通していた目玉焼きの玩具についても捜査を進めていたのでした。
警察の発表によりますと、この玩具はチーズそっくりの柔らかいプラスチックで出来ており、いったん消化器の中に入ると、コチコチに硬くなってしまうとか。死亡した65歳男性の場合も、解剖手術をしたところ、消化器内に硬くなったプラスチック製チーズが発見され、しかも消化器内の壁を破っていたそうです。
今や、本物そっくりな食品サンプルなどの玩具は、キーホルダー等に加工されたりして、日本土産の定番として外国人観光客に大人気となっています。63年前には、あまりの精巧さから、こうした問題を引き起こしていた模様です。
参照 : 昭和37年7月30日付の毎日新聞夕刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ 東京・祝田橋交差点で都電とオート三輪とウナギが大騒動(1959年)
・ ノドをひと突き!カジキによる殺人事件・熊野市(1959年)
・ 連絡ミスで日曜朝の『時事放談』(TBS)が放送できず(1973年)
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介護のみらいラボ編集部コメント
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