【コグニサイズ】①左右にステップ/認知症予防運動
構成・文/介護のみらいラボ編集部
「コグニサイズ」は、国立長寿医療研究センターが開発した認知症予防プログラムのこと。運動と認知課題を同時に行うことで、心身の機能を効率的に向上させる効果があります。
第1回目となる今回は、1人でできるコグニサイズのなかから、立って行う方法をご紹介しましょう。

1人でできるコグニサイズ① コグニステップ「ステップ運動+3の倍数で拍手」
STEP1:まず、両足をそろえて立ちます。次に、右横に大きくステップして「1」と声を出して数えましょう。
STEP2〜STEP3:右足を元の位置に戻したら「2」、続いて左横に大きくステップしたら「3」とカウントし、同時に拍手をします。
STEP4:左足を元に戻して、「4」と声に出します。
その後は同じ動きをくり返しながら数え、3の倍数で拍手をしましょう。詳しいやり方は下記を参考にしてください。
ここがポイント!
◎数字は声に出して数えましょう。
◎取り組む方が慣れるまではゆっくりしたペースで行い、慣れてきたらスピードを上げてもいいかもしれません。
◎取り組む方が簡単にできてしまうようなら、「3の倍数のときは声を出さない」というルールを追加してみましょう。認知課題の難易度が上がります。
◎「5の倍数で拍手する」「7の倍数で拍手する」など拍手する数を変えたり、拍手の代わりに頭やお腹を触ることにしたりと、いろいろとアレンジしてみてください!
出典:国立長寿医療研究センター コグニサイズのパンフレットより
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