Produce by マイナビ介護職 マイナビ介護職

介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

仕事・スキル 介護士の常識 2024/12/23

【干支・十二支の早見表】年齢や干支・十二支の意味由来も紹介!

構成・文/介護のみらいラボ編集部 thumb_241223.jpg

「干支(えと)」と聞いて、子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)......と、動物の名前を順番に思い浮かべる方は多いでしょう。しかし、これらは干支ではなく十二支(じゅうにし)と呼ばれるもの。この十二支と十干(じっかん)を組み合わせたのが、本来の干支です。

ちなみに、十干とは「日」を10日のまとまりで数えるための呼び名で、甲 (こう) ・乙 (おつ) ・丙 (へい) ・丁 (てい) など、10の要素があります。

今回は、干支・十二支の早見表とともに、干支・十二支の概要や十二支の由来について詳しく解説します。干支・十二支に関する知識を学びたい方は、ぜひ最後までご覧ください。

1.干支・十二支の早見表

2024年(令和6年)は「辰(たつ)年」で、2025年(令和7年)は「巳(へび)年」です。このように、十二支には毎年異なる動物の種類が割り当てられており、全12種類の動物が12年サイクルで繰り返されます。

一方の干支は、十二支と十干を組み合わせたもので、十干十二支とも呼ばれます。下記は、1914年から2026年の112年間 における干支・十二支の早見表です。

【2024年版干支・十二支の早見表】

西暦(年) 和暦 干支 十二支 満年齢
2026年 令和8年 丙午 -
2025年 令和7年 乙巳 -
2024年 令和6年 甲辰 0歳
2023年 令和5年 癸卯 1歳
2022年 令和4年 壬寅 2歳
2021年 令和3年 辛丑 3歳
2020年 令和2年 庚子 4歳
2019年 令和元年 己亥 5歳
2018年 平成30年 戊戌 6歳
2017年 平成29年 丁酉 7歳
2016年 平成28年 丙申 8歳
2015年 平成27年 乙未 9歳
2014年 平成26年 甲午 10歳
2013年 平成25年 癸巳 11歳
2012年 平成24年 壬辰 12歳
2011年 平成23年 辛卯 13歳
2010年 平成22年 庚寅 14歳
2009年 平成21年 己丑 15歳
2008年 平成20年 戊子 16歳
2007年 平成19年 丁亥 17歳
2006年 平成18年 丙戌 18歳
2005年 平成17年 乙酉 19歳
2004年 平成16年 甲申 20歳
2003年 平成15年 癸未 21歳
2002年 平成14年 壬午 22歳
2001年 平成13年 辛巳 23歳
2000年 平成12年 庚辰 24歳
1999年 平成11年 己卯 25歳
1998年 平成10年 戊寅 26歳
1997年 平成9年 丁丑 27歳
1996年 平成8年 丙子 28歳
1995年 平成7年 乙亥 29歳
1994年 平成6年 甲戌 30歳
1993年 平成5年 癸酉 31歳
1992年 平成4年 壬申 32歳
1991年 平成3年 辛未 33歳
1990年 平成2年 庚午 34歳
1989年 平成元年 己巳 35歳
1988年 昭和63年 戊辰 36歳
1987年 昭和62年 丁卯 37歳
1986年 昭和61年 丙寅 38歳
1985年 昭和60年 乙丑 39歳
1984年 昭和59年 甲子 40歳
1983年 昭和58年 癸亥 41歳
1982年 昭和57年 壬戌 42歳
1981年 昭和56年 辛酉 43歳
1980年 昭和55年 庚申 44歳
1979年 昭和54年 己未 45歳
1978年 昭和53年 戊午 46歳
1977年 昭和52年 丁巳 47歳
1976年 昭和51年 丙辰 48歳
1975年 昭和50年 乙卯 49歳
1974年 昭和49年 甲寅 50歳
1973年 昭和48年 癸丑 51歳
1972年 昭和47年 壬子 52歳
1971年 昭和46年 辛亥 53歳
1970年 昭和45年 庚戌 54歳
1969年 昭和44年 己酉 55歳
1968年 昭和43年 戊申 56歳
1967年 昭和42年 丁未 57歳
1966年 昭和41年 丙午 58歳
1965年 昭和40年 乙巳 59歳
1964年 昭和39年 甲辰 60歳
1963年 昭和38年 癸卯 61歳
1962年 昭和37年 壬寅 62歳
1961年 昭和36年 辛丑 63歳
1960年 昭和35年 庚子 64歳
1959年 昭和34年 己亥 65歳
1958年 昭和33年 戊戌 66歳
1957年 昭和32年 丁酉 67歳
1956年 昭和31年 丙申 68歳
1955年 昭和30年 乙未 69歳
1954年 昭和29年 甲午 70歳
1953年 昭和28年 癸巳 71歳
1952年 昭和27年 壬辰 72歳
1951年 昭和26年 辛卯 73歳
1950年 昭和25年 庚寅 74歳
1949年 昭和24年 己丑 75歳
1948年 昭和23年 戊子 76歳
1947年 昭和22年 丁亥 77歳
1946年 昭和21年 丙戌 78歳
1945年 昭和20年 乙酉 79歳
1944年 昭和19年 甲申 80歳
1943年 昭和18年 癸未 81歳
1942年 昭和17年 壬午 82歳
1941年 昭和16年 辛巳 83歳
1940年 昭和15年 庚辰 84歳
1939年 昭和14年 己卯 85歳
1938年 昭和13年 戊寅 86歳
1937年 昭和12年 丁丑 87歳
1936年 昭和11年 丙子 88歳
1935年 昭和10年 乙亥 89歳
1934年 昭和9年 甲戌 90歳
1933年 昭和8年 癸酉 91歳
1932年 昭和7年 壬申 92歳
1931年 昭和6年 辛未 93歳
1930年 昭和5年 庚午 94歳
1929年 昭和4年 己巳 95歳
1928年 昭和3年 戊辰 96歳
1927年 昭和2年 丁卯 97歳
1926年 昭和元年 丙寅 98歳
1925年 大正14年 乙丑 99歳
1924年 大正13年 甲子 100歳
1923年 大正12年 癸亥 101歳
1922年 大正11年 壬戌 102歳
1921年 大正10年 辛酉 103歳
1920年 大正9年 庚申 104歳
1919年 大正8年 己未 105歳
1918年 大正7年 戊午 106歳
1917年 大正6年 丁巳 107歳
1916年 大正5年 丙辰 108歳
1915年 大正4年 乙卯 109歳
1914年 大正3年 甲寅 110歳

2.干支・十二支とは

十二支は、紀元前の中国で「年」を数えるために用いられた言葉です。当時は、12年かけて太陽のまわりを公転する木星の動きで年を数えており、木星の位置を12に分けてそこに12種類の動物を当てはめたのが、十二支の始まりとされています。

やがて、中国から日本にも十二支が伝わりますが、その頃には年だけでなく月、時間を数える際にも使われるようになりました。現代では、占いにも用いられています。

十二支 読み方(訓読み/音読み)
子 (ねずみ) ね/し
丑 (うし) うし/ちゅう
寅 (とら) とら/いん
卯 (うさぎ) う/ぼう
辰 (りゅう) たつ/しん
巳 (へび) み/し
午 (うま) うま/ご
未 (ひつじ) ひつじ/び
申 (さる) さる/しん
酉 (とり) とり/ゆう
戌 (いぬ) いぬ/じゅつ
亥 (いのしし) い/がい

十干の起源も古代中国にあります。古代中国には、万物はすべて「陰」と「陽」の2つの要素に分けられるとする陰陽説と、すべて「木」「火」「土」「金」「水」の5つの要素で成り立つとする五行説という思想があり、干支はこれらを組み合わせた陰陽五行説にもとづいて生まれた考え方です。

十干はもともと日を数えるために用いられており、10日間を一区切りにしてその1日1日に甲、乙、丙、丁......という名前が割りつけられています。ちなみに、10日ごとのまとまりは「一旬(いちじゅん)」と呼ばれ、上旬、中旬、下旬という3つの旬で1か月になります。

日本では陰を「兄(え)」、陽を「弟(と)」に見立てて、「兄弟(えと)」と呼ぶようになりました。下表のように十干は10の要素からなり、五行説の5つの要素とそれを陰(兄)と陽(弟)に分けた要素が当てはめられています。

十干 五行 陰陽 読み方(訓読み/音読み)
陽/兄 きのえ/こう
陰/弟 きのと/おつ
陽/兄 ひのえ/へい
陰/弟 ひのと/てい
陽/兄 つちのえ/ぼ
陰/弟 つちのと/き
陽/兄 かのえ/こう
陰/弟 かのと/しん
陽/兄 みずのえ/じん
陰/弟 みずのと/き

干支は12の十二支と10の十干を組み合わせたもので、十二支が「子」、十干が「甲」の年では、干支が「甲子(きのえね・こうし)」になります。組み合わせが60通りあることから、干支は「六十干支(ろくじっかんし)」とも呼ばれています。

なお、60歳を「還暦(かんれき)」として祝う慣習には、干支が60年で一巡してまた自分の生まれた年の干支に戻ることが関係しています。

3.十二支の由来

十二支の由来としては、「元旦の挨拶で動物たちが神様のもとを訪れた順番」という物語が有名ですが、実際にどこでどのように決められたのかは、はっきり分かっていません。

具体的な物語の内容は、次の通りとなっています。

ある年末、神様は「元旦の挨拶に訪れた1番目から12番目までの動物を、1年交代でその年の大将とする」というお触れを出しました。それを聞いた動物たちは「自分こそが1番だ」と張り切ります。

動物のなかで、マイペースな猫だけはいつ神様のもとに行けばいいかを聞きそびれ、ねずみに尋ねます。しかし、ずる賢いねずみは、ライバルを減らすためにわざと1日遅れの日を教え、猫は競争に参加できませんでした。

さらにねずみは、牛の足が早いことを利用し、当日は牛の背中に乗ってレースに参加します。その結果、ゴール直前にねずみが牛の背中から飛び出し、1位を奪いました。


上記はあくまでも物語の一部であり、その他にも「犬と猿が必死になりすぎてけんかをはじめた」「だまされた猫がねずみを追いかけ回した」など、順位をめぐる動物たちのいざこざが語られています。ちなみに、猫がねずみを追いかけるイメージや、「犬猿の仲」という言葉は、この物語が由来だと言われています。

まとめ

干支は、もともと月日を数えるために用いられる古代中国の考え方で、十二支と十干を組み合わせたものを言います。

十二支に割り当てられる動物がどう決められたのかは、はっきりと分かっていませんが、「元旦の挨拶で動物たちが神様のもとを訪れた順番で決まった」という物語が有名です。こうした物語は、介護施設の話題として盛り上がりやすく、利用者さんたちとのコミュニケーションの材料にもなるでしょう。

「介護のみらいラボ」では、介護業界で活躍する方に向けて、有益な情報を多数掲載しています。現場に役立つ知識や最新の介護情報を手に入れたい介護職の方は、ぜひ「介護のみらいラボ」をご覧ください。

●関連記事:
還暦とは?意味や由来・祝い方・喜ばれるプレゼントも解説
傘寿は何歳のお祝い?介護施設での祝い方や喜ばれる贈り物も解説

スピード転職情報収集だけでもOK

マイナビ介護職は、あなたの転職をしっかりサポート!介護職専任のキャリアアドバイザーがカウンセリングを行います。

はじめての転職で何から進めるべきかわからない、求人だけ見てみたい、そもそも転職活動をするか迷っている場合でも、キャリアアドバイザーがアドバイスいたします。

完全無料:アドバイザーに相談する

最新コラムなどをいち早くお届け!
公式LINEを友だちに追加する

お役立ち情報を配信中!
X(旧Twitter)公式アカウントをフォローする

介護職向けニュースを日々配信中!
公式Facebookをチェックする

SNSシェア

介護のみらいラボ編集部(kaigonomirailab)

介護職の仕事と生活に役立つ情報をお届けしています!「最新ニュース」「ほっとできる癒し術」「業界リーダーの貴重なインタビュー」「職場で活かせるスキルアップ術」などお役立ち情報が満載★

介護のみらいラボ編集部の執筆・監修記事

介護の仕事・スキルの関連記事

  • 介護士の常識

    2024/12/24

  • 介護食とは?種類や選び方・作り方のポイントなどを紹介

  • 文/中谷ミホ(介護福祉士、ケアマネジャー、社会福祉士)
  • 介護士の常識

    2024/12/23

  • 【干支・十二支の早見表】年齢や干支・十二支の意味由来も紹介!

  • 構成・文/介護のみらいラボ編集部
  • 介護士の常識

    2024/12/21

  • 2月の行事や記念日一覧|お祝いに合った行事食も紹介

  • 構成・文/介護のみらいラボ編集部
もっと見る