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仕事・スキル スキルアップ 2022/07/06

高齢者にウケる話とは?会話ネタ8選から聞き方のポイントまで

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「介護職員として働き始めたものの、今まであまり高齢者と接する機会がなかった」という方は、高齢者がどのような話題を好むのか分からずに悩んでしまうケースも多いでしょう。しかし、そうした方でも高齢者にウケる話題を事前に把握しておけば、心に余裕を持って笑顔で高齢者と話せるはずです。

この記事では、高齢者にウケる話題8選と、高齢者との会話で避けるべき話題について解説します。高齢者とのコミュニケーションにおけるポイントも紹介するので、高齢者ときちんとコミュニケーションをとりたい方は、ぜひ参考にしてください。

1.高齢者にウケる話8選

高齢者との会話に苦手意識がある場合は、高齢者に楽しんでもらいやすい話題を把握しておくのがおすすめです。事前にウケる話題を知っていると、会話のネタに困った時にも役立ちます。

ここでは、高齢者にウケる話題、楽しんでもらいやすい会話のテーマを8種類紹介します。

天気の話題

天気の話題は定番ですが、会話のきっかけ作りに最適です。まずは「今日の天気予報は見ましたか?」と尋ねてみましょう。「見た」という返事なら内容を教えてもらい、見ていなかったら「これから雨が降るみたいですよ」といった具合に話をつなげます。

また、老人ホームに入所している高齢者は外出の機会が少なくなるため、季節の変化を実感しにくくなります。「桜が満開ですよ」など、その季節ならではの話題を振りつつ、観光や旅行の話に発展させるのも良いでしょう。

テレビ・芸能人の話題

高齢者が熱心に見ているテレビ番組があれば、その話題を振ってみましょう。「昨日のドラマを見ましたか?」や「昨日の歌番組の〇〇さんが良かったですね」など、相手の楽しみに沿った話題は話が弾むでしょう。

どのようなテレビ番組や芸能人が好きかまだ分からない時は、「好きな俳優や歌手は誰ですか?」と尋ねることから始めます。高齢者が答えた芸能人が往年のスターで自分が知らなかった場合は、次に会う時までに調べておきましょう。「〇〇さんの△△という曲なら知っていますよ」「○○さんが主演した△△という映画は感動的ですよね」などと感想を言えば、次の会話のきっかけになります。

仕事や子育ての話題

思い出を振り返るような話題は、高齢者の気持ちが若々しくなりやすいため、会話が弾みやすいでしょう。男性は仕事をしていた時の話、女性は子育てについての話を好む傾向があるといわれています。その際、「すごいですね」「素敵ですね」と相手を立てるような相づちを打つと、より楽しい雰囲気で会話ができるはずです。

「子育てでちょっと困っていて」というように人生の先輩への相談というスタンスで話を振るのもおすすめです。頼られているという思いから、親身になってアドバイスをくれるかもしれません。

故郷の話題

故郷のことは高齢者の心に焼き付いています。まずは「どちらのご出身ですか?」と尋ね、もし出身地が今いる場所と違う所なら、その地の名所や名物の話につなげましょう。方言が出てきたら、言葉の違いについて話すのも盛り上がります。

「生まれてからずっとこの辺だよ」と答えた方には、「この辺りは、昔は山だったと聞きましたが本当ですか?」や「あの○○というレストランは、昔からあるのですか?」などと、ローカルな話題を深掘りしてみましょう。

趣味の話題

高齢者の趣味は、ガーデニングやスポーツから、読書、舞台鑑賞、インターネットまでさまざまです。なかには、若者と変わらない趣味を楽しんでいる人もいるでしょう。

もし、自分と共通の趣味を持っていたら、話がとても盛り上がります。デイサービスでのレクリエーションの時間に絵のうまい高齢者がいたら、「お上手ですね。絵を描くのが趣味なんですか?」と聞いてみるなど、積極的に話を振ってみましょう。普段の活動から高齢者が好きそうなもの、得意そうなものを探してみれば、きっと共通の話題が見つかるはずです。

子どもの頃の話題

子どもの頃の話は童心に帰れるうえに、同年代の人と共通した話題でもあるため、大勢で盛り上がりやすいという特徴があります。「どんな遊びが流行っていましたか?」と聞いてみれば、周りの人も参加して思い出話に花が咲くでしょう。

遊びだけではなく、流行っていた歌や映画、ファッションなどいろいろなテーマがあるので、話題も尽きません。自分が知らないものだったら、素直に「それは何ですか?」と質問すると喜んで教えてくれるでしょう。

近所のお店の話題

地域に昔から住んでいる高齢者なら、地元のお店に詳しいはずです。自分が最近引っ越してきて、その辺りのことをよく知らない場合は、お買い得なスーパーやおいしい総菜屋さん、パン屋さんなどを教えてもらいましょう。

自分も昔からそこに住んでいる場合は、近所に新しくオープンしたお店の話題がおすすめです。「最近開店したケーキ屋さん、もう行きましたか?」などと尋ね、「行ったことがある」と答えた場合は感想を聞いてみましょう。

健康法の話題

高齢者は健康の話題に敏感であるため、健康法の話題は盛り上がります。「テレビでやっていましたが、納豆は○○に良いらしいですよ」や、「雑誌で読みましたが、ラジオ体操は結構な運動になるみたいですよ」というように、情報元を併せて伝えると信ぴょう性が増します。

ただし、昨今はフェイクニュースも少なくないため、情報を伝える時は出所に十分注意しましょう。

2.高齢者との会話で避けるべき話題

高齢者との会話では、盛り上がる話題がある一方で、避けるべき話題もあります。ここでは、避けたほうが無難な話題として、次の3つを紹介します。

●高齢者の家族の話題
「息子さん(娘さん)は結婚されているんですか?」という話は、子どもが未婚でそれが親としての悩みになっている場合、「聞かれたくなかった」と不快に思われる恐れがあります。また、家族と不仲だったり疎遠だったりする場合もあるため、本人が話題にしないのであれば、家族についてはこちらから聞かないほうが好ましいでしょう。



●病気や死の話題
高齢者は病気や死を身近に感じています。たとえ有名人の死去の報道でも、他人事とは思えず落ち込んでしまうかもしれません。



●他の利用者の話題
他の利用者の悪評やうわさ話に介護職員が同調すると、悪口が広まり人間関係がうまくいかなくなってしまう恐れがあります。介護に従事する者として、利用者の悪口やうわさ話には乗らないようにしましょう。

3.高齢者とのコミュニケーションで大切なこととは?

高齢者とのコミュニケーションでは、高齢者と目線を合わせ、落ち着いた声のトーンではっきりと話すことが大事です。

また、場合によっては会話する時の工夫や内容以上に、ジェスチャーや合図で相手に心情を伝える「非言語的コミュニケーション」が重要だともいわれています。非言語的コミュニケーションというのは、聴力や視力が低下した高齢者にも伝わりやすいコミュニケーションの方法で、具体的には次のような方法があります。

【非言語的コミュニケーションの具体例】

・適度にアイコンタクトをとったり、相づちを打ったりする
・前のめりになって、会話に興味があることを示す
・高齢者が落ち込んでいる時は、背中をさすったり、手を握ったりする

高齢者とコミュニケーションをとるにあたっては、視力や聴力の低下などの身体的特徴だけではなく、心理的特徴も理解しておくことが必要です。

一般的に、高齢者は社会からの孤立感を抱きやすかったり、行動が受動的になりやすかったりするといわれています。非言語的コミュニケーションで、高齢者の話をきちんと聞いていること、受け入れる姿勢であることを見せると、高齢者はより話しやすくなるでしょう。

まとめ

高齢者と会話する時は、高齢者が興味を持っていたり、詳しかったりすることを話題にすると良いでしょう。故郷の話や子どもの頃の話など、昔を思い出せる話題も、高齢者が若返った気分になり、楽しく語ってくれるかもしれません。

高齢者とのコミュニケーションは、言葉以外の要素も重要です。アイコンタクトや相づちは、話を聞いているというアピールになり、高齢者は安心して話をしてくれるでしょう。

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※当記事は2022年4月時点の情報をもとに作成しています

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