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【今日は何の日?】5月1日=美容院の"くるパー看板"がお目見え(1955年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
ちょうど70年前の1955(昭和30)年。この日より全国各地の美容院の店先に、「パーマネントやります」を示す白と緑の2色(当時)がくるくる回る看板がお目見えしました。
終戦後、それまでお洒落を禁じられてきた反動でしょうか? 女性たちにパーマネントが大流行。現在もおなじみであるサザエさん(長谷川町子作)の、独特な髪型はその当時に流行したパーマが漫画としてデフォルメされたものです。
独特な看板は現在、「くるくる回るパーマ屋の看板」を略して くるパー看板と呼ばれているようですが、当時の新聞では「カタツムリのお化けのような妙な看板」と称されていました。ちなみに正式名称は「ピンカールサイン」なんだそうです。
そんな「くるパー看板」、誕生までには広告心理学協会や一流の画家たちが関わり、知恵を出し合った末の苦心の結晶でした。その白と緑色の渦巻きタイプのデザインには「みどりの黒髪が無限にめぐるが如く、見るものは思わず吸い込まれる」といった願いが込められているそうです。
パーマ需要の高まりとともに、2つの協会に分裂し、日ごろはいがみ合っていた美容業界の面々も、この新型看板には「これはお見事!」と手を叩き、床屋さんのシンボルとして知れ渡っていた"アメン棒"に対抗すべく、大いに意気込んでいたそうです。
参照 : 昭和30年4月23日付の毎日新聞朝刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ 国立競技場特設のゴルフ練習場がナイター営業開始(1959年)
・ 浅草の雷門が95年ぶりによみがえる(1960年)
・ 山口百恵の『プレイバック Part2』が発売される(1978年)
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介護のみらいラボ編集部コメント
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