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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/06/16

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【今日は何の日?】6月16日="大穴"のため栃木・足利競馬場で全レースが中止(1974年)/ 雑学ネタ帳

06月16日(足利スクランブルシティスタジオ).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

51年前の1974(昭和49)年。栃木・足利市の足利競馬場で、第1レース出走直前となる正午前、メインスタンド前のコース3か所に深さ1m大の大きな穴が開いてしまい、予定されていた全10レースが突如中止となるアクシデントが発生しました。

中止の決定と同時に、集まっていた6,100人の競馬ファンが怒り出します。「150円で買った予想新聞の代金を返せ!」「20円の入場料(寺銭)をどうしてくれる?」と騒ぎ出し、ビンを投げ入れるなど殺伐とした大騒ぎに。

鎮圧のため機動隊も出動する中、主催者側が競馬予想新聞を買い上げ入場料20円も払い戻すことを約束し、3時間後にようやく騒ぎは治まりました。

この陥没は足利市が約1か月前に、通信ケーブルを埋めた近くの土砂が、数日来の雨のため流れ出し、その上を散水車が走行したことが原因だったとか。1億5,000万円相当もの売り上げがフイとなり、おまけに予想紙の買い上げなどで約102万円を払わせられるなど、主催者側にとって、とんだ"大穴"騒動となったのでした。

そんな足利競馬場は2003(平成15)年3月の開催を最後に閉鎖。跡地は現在、渋谷駅前のスクランブル交差点になっています......といっても意味不明ですね。

跡地の1.5ヘクタールにわたる一角は、映画などを撮影する巨大オープンセット・足利スクランブルシティスタジオ写真)として生まれ変わり、東京・渋谷駅前のスクランブル交差点の風景がほぼそのまま再現。現在、映画ドラマCMMVPVなどに登場する渋谷スクランブル交差点のシーンの多くは、24時間にわたって歩行者や自動車の遮断が難しい本物の渋谷駅前ではなく、この足利競馬場跡地にて撮影されるケースが増えています。

 参照 : 昭和49年6月17日付の毎日新聞朝刊 

         文 / 高木圭介

●この日に起きた他の出来事

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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