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【今日は何の日?】6月19日=川崎球場のバッターボックスが20cm大きかったと判明(1975年)/ 雑学ネタ帳

《画像はイメージです》
ちょうど半世紀前の1975(昭和50)年。神奈川・川崎球場(現・富士通スタジアム川崎)で行われたプロ野球、セ・リーグ公式戦「大洋ホエールズ(現・横浜横浜DeNAベイスターズ) vs 読売ジャイアンツ」の終了後、同球場の左右のバッターボックスが正規のモノよりも縦に20cmほど長かったことが判明。審判団は翌20日、正式に文書でセ・リーグ連盟会長に報告することとなりました。
きっかけは巨人軍の王貞治選手(当時35歳)でした。試合は6対4で大洋が勝利しましたが、試合後に王選手が「打席の様子がおかしい。長いように思うが、一度計りなおして欲しい」と大洋球団に申し入れ。審判団立ち合いのもと計測が行われました。
その結果、打席の前(投手寄り)のラインこそ正しかったものの、3フィート(91.44cm)ずつずつ区切られている打席の中心線の位置が狂っており、後ろ(捕手寄り)のラインが20cmほど長くなっていることが判明したのでした。
大洋球団の話によりますと、去る6月2日に打席付近の手入れをした際に、グラウンドキーパーが位置を間違え、そのまま"長い打席"となっていた模様。その日以来、この日の「大洋 vs 巨人」を含めて4試合が開催されていましたが、王選手以外、誰もこの間違いに気がつかなかったそうです。
第一発見者となった王選手は「いつも打席の後ろのほうに立つが、どうも(打席が)長いような気がしていたので、いつもの位置より、やや前に立って打った。しかし打席が長いから打てないということはないと思う」と語っていたそうです。
参照 : 昭和50年6月20日付の読売新聞朝刊
文 / 高木圭介
●この日に起きた他の出来事
・ 給食用のケチャップ瓶にヘビが混入(1961年)
・ エリザベス・テイラーが5度目の結婚発覚(1963年)
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