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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/06/20

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【今日は何の日?】6月20日=新生児6人がエレベーター内に閉じ込められる・国分寺(1975年)/ 雑学ネタ帳

06月20日(エレベーター).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

ちょうど半世紀前の1975(昭和50)年。夜9時半ごろ、東京・国分寺中央病院(3階建て=国分寺市東元町)にて、2階で止まったエレベーターが扉を10cmほど開いたまま動かなくなり、中にいた生後1週間前後の新生児6人母親2人看護婦(現・看護師)1人の計9人が2時間40分にわたり閉じ込められる事故が起きました。

産婦らは3階にいた赤ちゃんを寝かしつけるため、移動用ベッドで2階の新生児室まで移そうとエレベーターに乗りました。ところが2階に着き、看護婦の1人がエレベーターから出たところ突然扉が閉まり、中にいた人が慌ててエレベーターのボタンを押したところ、扉が開かずに動かなくなってしまいました。 
 
同病院では、ただちに北多摩中央消防署へと119番。同時に10cmほどの扉のスキ間から酸素ボンベで酸素を送り込み、また内部の温度が上がらないよう扇風機で風を送り、スキ間からミルクや赤ちゃんのうぶ着を差し入れました。

不幸中の幸いで、エレベーター内の電気は消えず、外部との連絡も取れる状態だったため、中の産婦たちはかなり落ち着いており、外からの差し入れを受け取りつつ、あわてずにじっと救出作業を待ちました。

日付が変わった深夜0時ごろ、ようやくエレベーター会社の係員が到着。3階の扉からエレベーターの天井へと降り、中から扉を開ける形で、深夜0時9分2時間40分にわたって閉じ込められていた9人を救出。赤ちゃんも含めて、皆さん無事で何よりでした!

 参照 : 昭和50年6月21日付の読売新聞朝刊

                           文 / 高木圭介

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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