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ニュース 今日は何の日?雑学 2025/07/16

#7月16日#アポロ宇宙船#アポロ宇宙船18号#ケネディ宇宙センター#ソビエト連邦#ソユーズ19号#ヒューストン飛行管制センター#フロリダ蚊#今日は何の日?#宇宙空間でのドッキング#宇宙蚊#昭和50年#無重力

【今日は何の日?】7月16日=アポロ宇宙船内で"宇宙蚊"がブンブン飛び回る(1975年)/ 雑学ネタ帳

07月16日(フロリダ蚊).jpg

 《画像はイメージです》

介護のみらいラボ編集部コメント

高齢者や同僚との話題が浮かばないときにすぐ使える、ウケる、会話が自然と広がる、雑学ネタや豆知識が盛りだくさん!コミュニケーションの活性化にお役立てください。

ちょうど半世紀前の1975(昭和50)年。2日前(7月15日)に米フロリダ州のケネディ宇宙センターより打ち上げられたアポロ宇宙船18号の船内に、大型のフロリダ蚊が迷い込んでいたことが発覚。宇宙飛行士たちが大騒ぎするという出来事がありました。

このアポロ宇宙船18号の最大ミッションは、7時間半前に打ち上げられたソビエト連邦の2人乗り宇宙船・ソユーズ19号と宇宙空間でドッキング(7月17日)することでした。そんな冷戦時代の米ソ両大国の威信を賭けたミッションを控えた宇宙飛行士たちの前に、想定外にも1匹の蚊が出現した形となりました。

この日、船内で大型のフロリダ蚊を発見したドナルド・スレイトン飛行士は、ヒューストン飛行管制センターとひと悶着。以下は、おそらく史上初となる"宇宙蚊"をめぐる、アポロ宇宙船内と管制官のやり取りです。

宇宙船内 「あなた方がヒッチハイカーを宇宙船に乗せた...とケネディ宇宙センターに報告願いたい。強烈なフロリダ蚊が船内にいる

管制官 「わかった。その蚊で新しい実験でも考えたらどうかね?

宇宙船内 「実験用に積んでいる魚に食べさせようと思う

管制官 「わかった

宇宙船内 「そうだな。しばらくの間、我々の血を吸わせてやってから魚に食べさせよう

宇宙船内の別の飛行士 「もう一つの案は、彼(蚊)を生きたまま我々と一緒に地上へと戻し、宇宙飛行勲章をやることだ

果たして有益なのか、単なる不毛なのかの判断すらつかぬ会話が続く中、管制センター側では、無重力が蚊に与える影響に興味津々となりましたが、大きなミッションを控える宇宙飛行士たちは「すごい事件だ。とても信じられない。奴(蚊)は我々の周りをブンブン飛び回っている」とピシャリ。

これ以降、この宇宙蚊をめぐる話題は、史上初の宇宙空間での米ソ宇宙船ドッキング成功のニュースに、かき消されてしまった模様です。 
 
 参照 : 昭和50年7月17日付の読売新聞朝刊

                    文 / 高木圭介

●この日に起きた他の出来事

平塚の海岸でたき火をしていた海水浴客が爆死(1966年) 
メダカの缶詰が発売される・金沢(1983年) 
横浜ランドマークタワーが開業(1993年) 

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高木圭介(Keisuke Takagi)

フリーライター

1969年、神奈川県川崎市出身。学生時代はレスリング選手として活躍。93年に東京スポーツ新聞社に入社しプロレスや格闘技を中心に取材。社会、レジャー担当記者、デスクを経て2014年9月に退社。現在はフリーライター兼コラムニストとして活動中。主な著書は『ラテ欄で見る昭和』(マイウェイ出版)、『新日本プロレス50年物語 第2巻 平成繁栄期編』(ベースボール・マガジン社)など。

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