【なぞり書き百人一首】冬の歌② かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける
構成・文/介護のみらいラボ編集部
冬の歌の第2回目にピックアップしたのは、中納言家持の作品。歌意や作者の解説なども掲載しておきますので、情景や詠み手の思いを感じながら、ゆっくりと文字をなぞってみましょう。

歌の意味と作者について
冬の歌の第2弾として取り上げるのは、美しくも幻想的な冬の夜空をテーマにした中納言家持(大伴家持)の作品。冬の冴えわたる夜空の星を真っ白な霜に見立てた、とてもロマンチックな一首です。
かささぎの 渡せる橋に おく霜の
白きを見れば 夜ぞふけにける
小倉百人一首 歌番号(6番) 中納言家持
歌意
七夕の日、織姫と彦星を逢わせるために、かささぎの群れが翼を連ねて渡したという天の川の橋。その天上の橋が、霜が降りたかのように白く冴えているのを見ていると、夜もすっかりふけたのだなあと感じるよ。
ことば
●かささぎの渡せる橋:かささぎはカラス科の鳥。中国の伝説では、七夕の日に織姫と彦星を逢わせるため、たくさんのかささぎが翼を連ねて橋を作ったとされています
●おく霜:「霜が降りる」の意味
●夜ぞふけにける:「夜もふけてしまったのだなあ」という意味
作者
中納言家持(ちゅうなごんやかもち):大納言・大伴旅人の子である大伴家持のこと。万葉集の代表的歌人であり、三十六歌仙の一人。万葉集にいちばん多くの歌が収録されていることでも知られています。
[参考]
『全訳読解古語辞典 第五版』(三省堂)
『百人一首(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』(角川ソフィア文庫)
『解説 百人一首』 (ちくま学芸文庫)
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