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高齢者レクリエーション 脳トレ・クイズ 百人一首なぞり書き 2022/02/07

【なぞり書き百人一首】冬の歌⑤ 朝ぼらけ 有明の月と 見るまでに 吉野の里に 降れる白雪

構成・文/介護のみらいラボ編集部

冬の歌の第5回目にピックアップしたのは、坂上是則の作品。歌意や作者の解説なども掲載しておきますので、情景や詠み手の思いを感じながら、ゆっくりと文字をなぞってみましょう。

冬の歌⑤.png

歌の意味と作者について

冬の歌の最後に紹介するのは、歌番号31番・坂上是則の一首。吉野の里(奈良県吉野郡)に降る雪の美しさを、白い月の光に見立てた歌です。清澄な雪景色に思いを馳せながら、ゆっくりとなぞっていきましょう。

(あさ)ぼらけ 有明(ありあけ)(つき)()るまでに

吉野(よしの)(さと)()れる白雪(しらゆき

)

小倉百人一首 歌番号(31番) 坂上(さかのうえの)是則(これのり)

)

)

歌意

夜がほのぼのと明けはじめたころ、有明の月の光がさしているのかと思うくらい、吉野の里に白く美しい雪が降り積もっていることよ。

ことば

●朝ぼらけ:夜がほのぼのと明けはじめたころ

●有明の月:夜明けまで空に残っている月のこと

●吉野の里:現在の奈良県吉野郡

作者

坂上是則(さかのうえのこれのり):三十六歌仙の一人。征夷大将軍をつとめた坂上(さかのうえの)田村(たむら)麻呂(まろ)の子孫で、坂上(よし)(かげ)の子だという説があります。歌だけでなく、()(まり)もとても上手だったとか。

[参考]

『全訳読解古語辞典 第五版』(三省堂)
『百人一首(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典』(角川ソフィア文庫)
『解説 百人一首』 (ちくま学芸文庫)

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