【10月】高齢者向けレクリエーション7選!実施に役立つ行事一覧も

10月は「神無月」とも呼ばれ、秋らしく過ごしやすい気候が続きます。また、行事やイベントも多いため、レクリエーションを行うのに最適な時期だと言えます。季節に合ったレクリエーションを取り入れて、利用者さんに秋らしさを感じてもらいましょう。
当記事では、10月の行事やイベント、記念日を紹介するとともに、それぞれの行事やイベント、記念日にちなんだレクリエーションの例についても解説します。「利用者さんに楽しんでもらえるレクリエーションを企画したい」と思っている介護スタッフの方は、ぜひ参考にしてください。
1.10月はどんな月?レクリエーションのヒントになる行事一覧も
10月には「神無月(かんなづき)」という別名があります。10月は全国の神様が話し合いのために出雲大社に集まり、出雲以外の土地に神様が居なくなることから「神無月」と呼ばれるようになったそうですよ。
そんな伝承がある10月は、気温が徐々に下がって秋らしさが一段と深まる時期です。また、10月は記念日や行事がたくさんある時期でもあります。記念日や行事にあわせたさまざまなレクリエーションを企画して、利用者さんに楽しみながら季節を感じてもらいましょう。
以下は、10月の行事や記念日の一部をまとめた表です。レクリエーションを企画する際の参考にしてください。
10月1日 |
国際高齢者デー 食文化の日 |
---|---|
10月3日 | 登山の日 |
10月10日 |
銭湯の日 転倒予防の日 |
10月13日 | さつまいもの日 |
第2月曜日 | スポーツの日 |
10月24日 | 国連デー |
10月27日 | 読書の日 |
10月31日 | ハロウィン |
表で紹介した通り、10月10日は「転倒予防の日」です。消費者庁の調査によると、75歳以上の後期高齢者による自宅での転倒事故は、前期高齢者の2.2倍にもなります。また、転倒によるけがは、頭、顔、首の擦過傷や挫傷、打撲傷のほか、足の骨折も多く、8割以上の方が通院や入院が必要なけがを負っています。
転倒事故は浴室や脱衣所、庭やベッドなどで滑ったり、ぐらついたりした際に発生します。日常生活での転倒事故を防止するために、滑りやすい場所には滑り止めマットを敷いたり、手すりを付けたりするなどの対策を行いましょう。レクリエーションを楽しむ際も、転倒事故には十分気を付けてください。
(出典:消費者庁「10月10日は「転倒予防の日」、高齢者の転倒事故に注意しましょう!-転倒事故の約半数が住み慣れた自宅で発生しています-」)
2.10月におすすめの高齢者向けレクリエーション7選
秋が次第に深まる10月は、運動会や紅葉狩りなどの行事が各地で行われ、高齢者施設でレクリエーションを開催するにもぴったりの季節です。
ここでは、10月におすすめの高齢者向けレクリエーションを詳しく紹介します。大勢で参加できるもの、座ったままで参加できるものなど、さまざまなレクリエーションがあるので、ぜひ参考にしてください。
運動会にちなんだレクリエーション
10月の第2月曜日は「スポーツの日」となっており、この時期は多くの小中学校で運動会が行われます。「スポーツの日」は、もともと「体育の日」と呼ばれており、1964年の10月10日に東京オリンピックの開会式が開催されたことを記念して制定されました。そのため、利用者さんのなかには「体育の日という呼び方のほうがしっくりくる」という方も多いかもしれません。
10月に高齢者施設でレクリエーションを行うなら、スポーツの日にちなんだものがおすすめです。ただし、安全面に配慮して、室内で座ったままでもできるようなスポーツ大会を開催するのが良いでしょう。
たとえば、椅子を円形に並べて座り、円の中心に置いたかごに向かって玉を投げ入れる「玉入れ」はいかがでしょうか。座ったまま行う玉入れはけがや転倒のリスクがないため、安全に楽しむことができます。参加者をいくつかのチームに分けて、チームごとに入った玉の数を競い合うルールにすると、より運動会らしくなるでしょう。
他にも、スプーンを使って隣の人にピンポン玉を渡していくスプーンリレーや、お箸で紙皿の上にある大豆を移動させるゲームなどもおすすめです。
スポーツのレクリエーション前には、優勝したチームをお祝いするためのくす玉作りを実施するのも一案です。工作レクリエーションとして楽しめるだけでなく、スポーツ大会を盛り上げるのにも役立ちますよ。
紅葉にちなんだレクリエーション
紅葉狩りは秋のイベントの定番です。利用者さんの外出が難しい場合も、紅葉狩りにちなんだレクリエーションを開催することで、室内に居ながら紅葉狩りの雰囲気を楽しめるでしょう。
室内でできるレクリエーションとしておすすめなのが、落ち葉かきゲームです。折り紙で紅葉やイチョウなどを作り、スタッフが上から落とす葉を利用者さんにかごを使って拾ってもらう他、2チームに分かれて隣の陣地に葉を入れ合う楽しみ方もあります。
折り紙で作った紅葉を壁に飾って、紅葉狩りの雰囲気を楽しむのも良いでしょう。
実りの秋にちなんだレクリエーション
10月は、サツマイモや柿、栗、さんま、きのこ類など旬の食べ物が豊富に出回ります。そこで、旬の食べ物をテーマにして、「実りの秋」にちなんだレクリエーションを開催するのはいかがでしょう。
焼きいもや栗を使ったお菓子作りなどは、作った後にみんなで食べられる楽しみがあります。レクリエーションを通じて、利用者さん同士がコミュニケーションを図れる上に、秋のおいしい味覚を味わうことができるため一石二鳥です。
また、室内でできる収穫ゲームもおすすめです。台に置かれた柿や栗を火ばさみ(トングでも代用できます)でつかんで、かごに入れる早さを競うという簡単なゲームですが、本物の柿や栗を使うことで、より本格的な収穫気分を味わえます。
芸術の秋にちなんだレクリエーション
秋は芸術を楽しむのにぴったり季節でもあります。レクリエーションでも、芸術にちなんだものを行うと良いでしょう。テーマを決めた上で、工作や絵、書道、楽器演奏、カラオケなどの発表会を行うと、参加者全員で盛り上がることができます。
特に楽器演奏は、合奏するスタイルにすることで、一体感や達成感も得られます。おすすめの楽器は、高齢者も楽しめるとして、近年注目されている鍵盤ハーモニカです。鍵盤ハーモニカは、息を吹き込む際に顔まわりの筋肉を使ったり、考えながら指を動かしたりするため、認知機能や嚥下機能に良い効果があると言われています。ぜひ取り入れてみてください。
ハロウィンにちなんだレクリエーション
ハロウィンは若者の間で人気のあるイベントです。高齢者の方にはあまりなじみがないかもしれませんが、その分新鮮さを感じてもらえるでしょう。
ハロウィンツリーを作ったり、ハロウィンのイラストを飾ったりするなど、雰囲気作りから始めると、ハロウィンをあまり知らない方でも受け入れやすくなるはずです。本格的に楽しむなら、簡単な仮装やお菓子の配布、かぼちゃにちなんだデザート作りなどを実施してみるのもおすすめです。
百人一首なぞり書き
百人一首のなぞり書きのレクリエーションもおすすめです。百人一首には秋の歌も多くあるため、10月の催しにぴったりです。
実際に自分で書いてみることで、歌の意味への理解が深まる他、情景や詠み手の思いなどから秋の雰囲気を味わうこともできるでしょう。また、百人一首を音読したり、歌の意味を解説したりする楽しみ方もあります。
●【百人一首なぞり書き】秋の歌③ ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは
●【なぞり書き百人一首】秋の歌⑦ このたびは ぬさもとりあへず 手向山 もみぢのにしき 神のまにまに
間違い探し
間違い探しは、高齢者施設では定番のレクリエーションです。
間違い探しは、脳に適度な刺激を与えることができるため、脳の活性化やコミュニケーションの促進などにつながるとされています。また、身体面でハンデがある利用者さんでも参加できる点や、準備が比較的簡単で職員の負担が少ない点も、おすすめできるポイントです。
10月に開催するなら、ハロウィンや紅葉狩りに関するイラストを選ぶと、より季節を感じてもらえる催しになるでしょう。
まとめ
10月は運動会や紅葉狩り、ハロウィンなど、レクリエーションに取り入れやすい行事がたくさんあります。気温も下がり比較的過ごしやすい季節になるため、さまざまなレクリエーションを行うのにもぴったりです。季節感のあるレクリエーションを開催して、利用者さんに楽しんでもらいましょう。
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※当記事は2022年9月時点の情報をもとに作成しています
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