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医療法人大仁会

個人インタビュー

作業療法士 毎熊 明音さん
福岡の専門学校を卒業後、広島の回復期の病院で2年間勤務。長くゆっくりと利用者さんに関われる老健を希望し、大仁会へ転職。福岡にいるときから名古屋で働くことが夢だった。

デイケアと入所者の方、それぞれの機能に合わせたリハビリを

作業療法士としてどのような仕事をしていますか?

歩行訓練など、機能を訓練する理学療法士と異なり、箸を使ったり、輪投げやパズルを活用するなど、日常生活の中にある“モノ”を使ってリハビリのサポートをするのが作業療法士の仕事です。『アットホーム宮の渡し』では、入所者の方とデイケアの利用者の方の双方のリハビリを担当しています。デイケアの方は午前中に、入所者の方は午後に1人15分ほどずつ行っています。デイケアの方は動ける方が多いので、現状の機能維持を目的としており、普段の生活の中でできることもアドバイスしています。一方入所者の方は、機能改善が目的ですので、担当介護士と共に、一人ひとりに適したリハビリの計画を立てて、1日でも早く自宅に戻れるようサポートしています。

どのようなときにこの仕事のやりがいを感じますか?

リハビリの後、「体が軽くなった」と言われると嬉しいですし、入所者の方が今までできなかったことができるようになったと笑顔を見せてくれたときに、やりがいを実感しますね。
おむつ対応で入所された方が、介護士と連携して動作確認を行い、最適なリハビリを考えて実施したところ、日中は自分でトイレに行けるようになった方もいました。担当の介護士と共に二人三脚で取り組んで、結果的に入所者の方に喜んでいただけると、心から嬉しいと思えますね。

医師、看護師、介護士と各分野の専門家から多くが学べる環境

老健施設ならではの苦労もありますか?

前職が病院でしたので、もっと利用者さんとじっくり関わり、機能が改善する過程を見守りたいと思っていたため、仕事自体に苦労を感じたことはありません。ただ、思っていた以上に作成しなければならない書類が多く、リハビリ計画書はもちろんですが、ケアマネジャー宛の提出物、介護保険の申請業務など、慣れないうちはとても時間がかかりました。同僚に10年以上勤めているベテランの先輩がいますので、丁寧に教えてもらったおかげで、今ではかなり効率よく書類作成ができるようになりました。

他職種の職員との連携という点で感じることは?

入所者の方を熟知している介護士とはとくに連携することが多く、日々変わる入所者の方の体調や状況などを情報共有しながら、リハビリスタッフで計画書を作っています。以前はリハビリの病院で働いていたため、疾患も中枢系か整形のどちらかでした。ここではさまざまな疾患を持っている方がいるため、疾患に関する知識が足りないことを痛感しています。そんなときはすぐ近くに看護師も医師もいますので、カルテを見せてもらって疾患について教えてもらうなど、自分から動くようにしています。どのスタッフも皆さんとても穏やかで、聞きやすい雰囲気なのがとてもありがたいです。

医療法人大仁会

所在地 愛知県名古屋市南区明治1-14-56
従業員数 50人(内看護師7人、正社員15人)※2023年11月時点
設立 2006年5月

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