第27回 精神保健福祉士国家試験(2025年)の難易度は?合格基準点・合格率の予想も
構成・文/介護のみらいラボ編集部 解説/松岡延昂先生(大阪医専)
第27回精神保健福祉士国家試験の筆記試験が、2025年(令和7年)2月1日(土)・2日(日)に実施されました。受験された皆さま、お疲れ様でした!
本記事では、前回と難易度に変化はあったのか、また合格基準点や合格率の予想について、大阪医専精神保健福祉士学科の松岡延昂先生に解説いただきました。
1.専門科目は易化・共通科目は難化した印象
第27回精神保健福祉士国家試験は、前回と比較して難易度に変化があったのでしょうか?松岡先生に見解をお聞きしました。
共通科目においては、「幅広く知識を理解したうえで読解力を要する」問題が散見されました。そして、なんの内容がもっとも問われているかを頭のなかで整理し、答えを導き出す必要がありました。単純に知識を問われる問題ばかりではなかったため、難化したといえます。(松岡先生)
2.合格点は下がる可能性が高い
難易度については、専門科目がやや難化、共通科目がやや易化という見解でした。合格基準点や合格率は、例年と比較して上下するのでしょうか?予想をお聞きしました。
3.第28回試験対策に向けて
最後に、次回の第28回精神保健福祉士国家試験に向けて、試験対策をするうえで押さえておきたいポイントについてアドバイスをいただきました。
松岡延昂先生
学校法人日本教育財団 大阪医専 精神保健福祉士学科
プロフィール ・主な職歴 社会福祉法人伊丹市社会福祉事業団 ・保有資格 精神保健福祉士
4.合格発表は3月4日
第27回精神保健福祉士国家試験の合格発表は、令和7年(2025年) 3月4日(火) に予定されています。また、国家試験合格後には、精神保健福祉士免許登録の申請手続きが必要です。 免許登録をおこなうことで、はじめて精神保健福祉士として現場で働くことができます。手続きする期限の定めはありませんが、合格後はできるだけ早い時期に免許登録の手続きを行いましょう。
介護のみらいラボでは、合格発表日にこちらの記事にて速報を配信予定です。
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