保存版 採用条件通知書の読み方

採用条件通知書とは

転職活動が成功し内定となった法人・企業から提示される書面のことです。労働基準法では、雇用主が新しく労働者と雇用契約を結ぶ際にはこの採用条件通知書により『労働条件の明示』を行うことが義務付けられています。(労働条件通知書・雇用条件通知書など名称が異なる場合もありますが目的は同じです)

労働契約期間や賃金・就業場所など、書面に必ず記載しなければいけない項目は予め決まっていますが、フォーマットや書き方に決まりはないため、どの法人・企業から届いた書面でも重要な項目を見逃すことがないようにチェックする必要があります。

介護士さんの転職活動では複数個所同時に面接を受けることが主流になってきています。内定後、どの就業先を選べばいいのか、法人ごとに雇用条件が異なりますので、ミスマッチをおこさないためにも、「採用条件通知書」の重要なポイントをお伝えします!

<採用条件通知書の一例>

採用条件通知書の一例

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入社日・入社予定日をチェック!

一般的に条件書に記載されている入社日・入社予定日は、就業先の法人での雇用が始まる初日を意味します。面接時や面接後に予め相談して決めた日にちになることがほとんどですが、思っていた日にちと違って現職との退職交渉が間に合わない…など迷惑にならないように必ず確認する必要があります。また、職場への初出社日は入社日と異なる場合がありますので不安な場合は就業先の担当者やアドバイザーへ確認をいれましょう。

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試用期間の有無をチェック!

正職員雇用の場合でも、試用期間を設けている場合があります。その際、定められた試用期間中の雇用条件が、正職員雇用時の雇用条件と異なることがないかどうかを忘れずチェックしておきましょう。本給や手当の条件や勤務時間・休みの条件など、短い期間だとしても事前に把握しておくと安心感が持てます。

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就業場所をチェック!

基本的には面接に行く段階で予め就業場所が定まっている場合がほとんどですが、いくつも施設や関連店舗を持つ法人の場合、自分の就業場所が近隣の違う施設になっていないか、念のため施設名や住所を確認しましょう

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給与・手当をチェック!

給与は雇用条件の中で最もデリケートな内容であり、規定や定義などが就業先の法人によってバラバラなことが多いので、気になる点は必ず内定承諾前に就業先やアドバイザーに確認をいれておきましょう。夜勤がある職場の場合は、だいたい平均的な夜勤回数に入った場合の手当の金額を予め記載してくれていることが多いので毎月の給与の額が想定しやすくなります。その他の手当は、基本的には支給されるが「支給対象に条件がある」手当も中にはあるので、備考の内容にも目を通すようにしましょう。また下記に別途記載があるように、交通費や時間外勤務手当など個々の状況によって毎月の金額にばらつきが大きい特別な手当は給与の項目に含まれていない場合がほとんどなので、そちらも念頭に置いておきましょう。(固定残業手当がある場合は例外で予め記載されています)

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賞与をチェック!

記載の仕方は法人の規定により微妙に異なりますが、基本的には夏季賞与も冬季賞与も前年度の賞与実績をベースに想定の支給金額を記載しています。もちろんその年の業績などにより変動が生じることもありますので目安と考えましょう。またあなたが入社した月により算定期間の計算が変わりますから、記載の金額は入社初年度の支給総額ではない可能性があるということを予め年頭においておきましょう。

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勤務時間をチェック!

夜勤がある職場の場合、日勤と夜勤の勤務時間・休憩時間がどちらも記載されていることがほとんとですが、配属先によっては日勤でも早番や遅番を設けていることもあり、細かな部署による違いは書面に記載されないこともあります。気になる場合は配属先が決定した後に就業先の担当へ確認をいれましょう

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時間外勤務手当(残業手当)をチェック!

時間外勤務手当とは定められた勤務時間を超えて働いた時間に対して支払われる手当ですが、定時の終業時刻以降に何分単位で支給されるかは就業先の規定によって様々異なるため、必ずしもこれまで働いていた職場と同じではないことを念頭に入れ、入社後に認識と違っていたということがないよう確認しましょう。

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休日・休暇制度をチェック!

休みの記載の仕方も「月○休」「週休2日制」など記載の仕方は様々です。また有給休暇制度は一般的には労働基準法に基づき付与される場合が多いですが、法人によっては入社当日から数日間の有給を使用できる・・というケースもありますので、入社前に確認をしておくと便利です

上記はあくまで一般的な条件書の例ですが、実際にはあなたが内定を勝ち取った法人ごとに細かな記載内容は異なります!入社してから「こんなはずじゃなかった…」とならない為にもしっかりと内定承諾前に確認する癖をつけましょう。