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社会福祉法人浴風会

職員の育成について

職員の成長を応援し いきいきと働ける体制を整えています

本部事務局 人材確保対策参事 
村上 和夫さん

さまざまな施設・事業所を持ち、多職種が働く浴風会では、法人本部と各施設・事業所が連携し、職業人としての成長から専門職としてのレベルアップまで全人的な職員育成に注力している。充実した研修制度を本部事務局の村上人材確保対策参事に語っていただいた。

階層別研修から施設研修まで、体系的な職員育成に取り組んでいます

職員育成の取り組みについて教えてください。

浴風会では体系的な職員育成を行っています。内部研修では悉皆(しっかい)研修として、Step1(新任)研修と半年後のStep2(フォローアップ)研修、Step3(2年目)研修、Step4(4年目~)研修、Step5(7年目~)研修のステップごとの階層別研修を実施し、それぞれのキャリアに応じた研修を行っています。各ステップの悉皆研修終了時に、現時点における職員の13項目の達成地点を5段階で自己診断する「ルーブリーク」評価にも取り組み、自らの課題点を確認できるようにしています。講義と演習を効果的に活用し、演習ではファシリテーター(研修の企画運営に当たる職員)を配置して講師を担うほか、研修の進行をサポートしています。そのほか全体研修では年間計画に基づき、外部講師を招いて実施しています。
また、職員の自発的な研修を支援(SDS)し、表彰制度も設けています。

施設や事業所ごとの研修はありますか。

病院や特養など、それぞれの施設でも年間計画を立て、フォローアップ研修、伝達研修(外部研修に参加した職員が講師を務める研修)を行っています。施設の特性や働く職員に関連した実践的な研修ができるのが施設・事業所研修のメリットです。例えば特養などでは、自分たちでも看取りを行っていこうという方針のもと、「看取り研修」を行っています。知らないと恐怖心が先立ちますが、研修を通してむしろ命の尊さや、その人らしい生き方を完結する大切さを実感し、職員たちの意識も変わったと聞いています。

 

新人職員には指導職員がつき、「今できること」の確認はもとより、仕事の悩みや不安に思うこと、今後のキャリア形成まで相談に乗り支援する。介護の未経験者や資格のない新人職員も一定数いるが、3年実務経験を積み、ほとんどの職員が介護福祉士国家資格の取得にチャレンジするまでに成長している。

指導職員が定期的に面談。さまざまな角度から成長を応援しています

中途採用の方の教育はどのように行っていますか。

それぞれの職場では新卒・中途採用を問わず、職員が慣れるまで指導職員を中心に丁寧なOJTを行っています。また新人にはサービスチェックリストに基づく自己評価をもとに、指導職員が定期的に面接を行うなど、安心して働けるように体制を整えています。先ほどお話しした階層別全体研修や施設研修の受講とともに、「職員実践研究発表会(後述)」に向けた準備や振り返りを行う機会も成長につながると捉えています。資格取得については、介護職員初任者研修、実務者研修、介護福祉士のいずれも契約職員も含めて支援しています。費用補助制度もあるので、本人の意欲次第でどんどんキャリアアップしていけます。

福利厚生についても教えてください。

法定制度は当然として、出産のための業務軽減や育児休暇制度などが充実しており、取得率も年々上がっています。給与面も介護業界のなかでは高水準ではないかと思います。休日も年間123日と多く、残業時間はそれぞれの施設や事業所によって異なりますが、どこも退勤管理を徹底し、残業が多い場合は個別に面談をして改善を図っています。今後も職員がしっかり休んでいきいきと働けるよう、法人本部でもさまざまな支援をしていきます。

 

介護・医療・福祉の各領域・各職場からサービスの質の向上を図る実践的な研究成果を発表する「職員実践研究発表会」を毎年開催。発表内容は審査員から評価されるのでみな真剣だ。優秀な発表はさらにブラッシュアップして東京都社会福祉協議会等主催の「アクティブ福祉in東京」で発表し、何度か東京都保健福祉局長賞、優秀賞等を受賞している。

社会福祉法人浴風会

所在地 東京都杉並区高井戸西1丁目12-1
設立 1925年1月

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