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社会福祉法人浴風会

ケアリーダーインタビュー

毎日がさりげなく楽しい。 介護は経験を重ねるほど、魅力に感じる仕事です

特別養護老人ホーム 第三南陽園 ケアリーダー
Y・Iさん

2002年入職。会社員をしていたが障害者施設のアルバイトを機に福祉職に興味を持ち、専門学校に進学。介護福祉士を取得し、学校の先生に勧められて浴風会を選んだ。入職後は南陽園を経て2021年3月、第三南陽園のケアリーダーに就任。

ご利用者の想いを全員で共有し、行き届いたサービスを提供

入職後のキャリアと仕事内容を教えてください。

昨年までおよそ20年間所属した南陽園では、ケアワーカーからスタートし、グループリーダー(当時)、サブリーダー、そして10年ほど前からケアリーダーになりました。南陽園はいわゆる従来型の高齢者施設で、フロアごとにスタッフ全員でご利用者を支えています。ケアリーダーはフロアの責任者としてスタッフの管理その他を行います。南陽園の時に力を入れていたのは空間づくりや、ご利用者のレクリエーション活動です。空間づくりでは途中からユニットケアの考え方を取り入れたため、それまで食堂だったリビングにテーブルやソファを配置して快適な空間にできるように心がけました。レク活動では外出支援が多く、お散歩をはじめ動物園に行ったり外食を楽しんだり、ご利用者の希望を聞いて歌舞伎観賞に行ったこともあります。施設に入居されるとどうしても外に出る機会が減るので、ミーティングなどで話し合い、職員みんなで外出支援に力を入れる想いを共有しました。レク当番の作業も組み込んだ業務時間内で、熱心に取り組んでくれました。

今の第三南陽園はどのような環境ですか。

3つある特養のなかでは開所20年目と新しいので、多床室のほか個室も準個室もあり、設備も充実しています。いま介護施設はユニットケアが主流になりつつありますが、当法人の特養では従来型をベースにご利用者のプライバシー空間も確保しているので、両方の良いところを取り入れていると思います。フロア単位でケアするので職員の配置人数も多く、ご利用者全員に多くの職員の目が届くのでお互いに安心です。

 

第三南陽園の建物内にはグループホームもあり、「家庭的な様子がとても好ましく、グループホームも経験したいと思うようになりました」とY・Iさん。施設・事業所間の異動も可能なので幅広い仕事ができるのが魅力のひとつ。多職種との連携も深めやすい環境だ。

幅広い世代の職員が刺激しあい、世界を広げています

第三南陽園のケアリーダーとして意識されていることはなんですか。

できるだけ幅広い年齢層の職員を配置することです。同世代ばかりだと考え方が似通ってしまい、世界が広がりませんから。私自身も若い職員の価値観に触れるたび刺激を受けています。また若手の職員にとって先輩たちはキャリアのモデル。とくに資格については無資格で入職したほとんどの職員が取得しているので、「自分も」と意識しやすいでしょう。資格取得の研修は浴風会ケアスクールで受講でき、費用補助はもちろん、出勤扱いでお給料も出るのでチャレンジしやすい環境だと思います。

求職者の方にメッセージをお願いします。

介護にはどこか暗いイメージをお持ちの方もいるかもしれません。もちろん大変なことはありますが、私は入職以来、「なにか楽しいな」という明るい感覚がずっと続いています。特別なことではなく、ご利用者が孫より若い職員に若い頃の話をしていたり、ご利用者同士のお喋りを聞きながらふふっと笑ったりと、毎日なにかしら楽しい気分になり、そんな日々を過ごすうちに、自然と「お世話させていただいている」という気持ちが芽生えました。また仕事を通して身につけた知識やスキルは、親や子どもとの接し方など、自分の生活にも役立ちます。やってみて楽しく、損はない仕事だと自信を持って言えますので、少しでも興味があるならぜひ仲間になっていたただきたいですね。

 

第三南陽園の澤田猛園長とは前の職場(南陽園)で長年一緒に働いた仲。「ケアリーダーとしてとても頼りになる存在です」と園長はY・Iさんを評価する。Y・Iさんを通して現場の声も反映されやすいため、ご利用者一人ひとりに適したケアが実践できる。

社会福祉法人浴風会

所在地 東京都杉並区高井戸西1丁目12-1
設立 1925年1月

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