介護施設で実施するレクリエーションの中でも、多くの利用者に楽しんでもらいやすい遊びの1つとして「脳トレクイズ」が挙げられます。一般的には脳トレクイズを行うことで、思考力・計算力・記憶力などの維持・向上が期待できると言われており、個人でも複数人でも楽しく行えるレクリエーションのひとつです。
「脳トレ」「クイズ」と一口に言っても、クイズやクロスワード・数独などのパズル、間違い探し、計算問題など、たくさんの種類があり、日替わりで飽きずに遊べる点も魅力です。

介護現場で脳トレクイズを実施する際は、利用者全員が楽しめるような難易度に設定することが大切です。特定の人ばかりが答えてしまわないよう、チーム形式にしたり、回答者を当ててみたりするのもよいでしょう。また、全体での脳トレクイズレクリエーションに馴染めていない利用者がいる場合は、無理に参加させないことも大切です。例えば利用者の中には、クイズよりも麻雀などのボードゲームが好きな人もいらっしゃいます。
「脳を鍛えながら、楽しい時間を過ごしてもらう」ということが目的なので、まずは利用者の意思を尊重し、他のレクリエーションを提案したり、一人で楽しめるレクリエーションを用意してみましょう。

「脳トレ・クイズ」カテゴリでは、「穴あきしりとりクイズ」「文字並べ替えクイズ」「間違い探し」「百人一首なぞり書き」などさまざまな種類の脳トレクイズをご用意しております。難易度も1～3でそれぞれ設定していますので、状況に応じてぜひご活用ください。