完全ガイド。介護士さんに向けた!面接当日の流れ・ポイント

1.面接当日の朝までに必ず確認しておくこと

面接当日の朝までに必ず確認しておくこと

1-1.面接の【開始時間】

・面接が上手でも当日遅刻をしてしまうだけであなたへの印象はマイナススタートになりかねません。開始10分~15分前には到着できるよう時間を逆算して準備を進めましょう!
※万が一、面接に間に合わない場合は必ず面接開始時刻よりも前にアドバイザーや面接先へ連絡を入れて状況を伝えましょう。

1-2.面接会場の【住所】

・初めて行く場所で迷っているうちに遅刻してしまった…という方が非常に多いです。必ず事前に地図アプリでも場所を確認しておきましょう。

1-3.面接会場までの【交通手段】

・電車・バスの場合は乗車予定の時刻だけでなく、万が一遅延した場合の代替手段まで検討しておきましょう。当日車を利用する場合は前日までにアドバイザーを通して駐車場の有無や利用の可否を確認しておくと安心です。

1-4.【服装・持ち物】の最終チェック

・スーツやシャツに汚れやシワはないか、カバンや靴はそろっているか。

服装・身だしなみ完全ガイド

・「履歴書や職務経歴書」「資格の免許証(原本かコピー)」「メモ帳・筆記用具」はカバンに入っているか。

2.受付時の所作、接遇について

受付時の所作、接遇について

2-1.受付をする際の【ルール】

・秋冬でコートやマフラーなどをしている場合は、面接会場に入る前に脱いでおきましょう。

・受付の方に「自分の名前」「面接に来た旨」「面接担当もしくは人事の担当者のお名前」をお伝えします。

・受付の時点で書類の提出を求められるケースもありますので、当日バッグの取りやすい場所に書類を用意しておきましょう。

・移動中や面接の部屋に入るまで廊下で待機している間は、すれ違う職員の方へ笑顔で挨拶をするなど心がけましょう。

3.面接時の所作、接遇について

面接時の所作、接遇について

3-1.面接の際の一般的な【ルール】

・入室する際や着席する際は、面接官の方に促されてから「失礼致します」と一声をかけましょう。

・書類を手渡しする場合、渡す相手側に書類の正面を向くように持ち直し、必ず両手で渡しましょう

3-2.面接の【評価を上げる】ために徹底したいこと

point
01

明るい声のトーンで話すこと!

暗い声色でボソボソっと話してもあなたの意欲は伝わりません。

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02

常に笑顔を心がける!

口角を上げて笑顔で話すだけで、同じ回答でもより明るい印象が残ります。

point
03

聞く時・話す時は面接官となるべく目を合わせる

不安や緊張から目を合わせず俯いたまま話してしまうと暗い印象が残ります。どうしても難しい場合は面接官の眉間や鼻あたりを見ると目線が近く感じるので是非試してください。

point
04

必ずリアクションを取る

面接官からの説明や質問を聞くときには、頷いたり、「ハイ」と返事を添えて話を聞きましょう。「うんうん」や、「なるほど」と相づちを打つのは面接の場に適しません。

3-3.面接の【受け答え】について

受け答えは「簡潔に」述べる!

1つの回答に30秒から長くて1分を目安にしましょう。ダラダラ会話の様に話してしまうと、要点をまとめられていない、面接準備が不十分、とマイナスな印象に繋がります。

受け答えは「結論から」述べる!

まず質問に対しての返答内容(結論)を先に述べてから、その結論に対する説明文を述べることで、あなたの伝えたいことがよりシンプルに伝わりやすくなります。

話す内容はできるだけ「ポジティブ&前向き」に聞こえるように心がける!

面接官は短い時間の中であなたの良い面だけでなく、心配に思っていることや一緒に働く上で懸念になる点を聞き出そうとしてくれます。一見ネガティブに聞こえる質問内容に対して、「これが不安・あれが怖い」とそのまま伝えるだけではお互い不安な気持ちだけが残ってしまいます。自分の短所やマイナスに聞こえるような内容を伝えるときは、それをどう改善していくかという部分まで一緒にお話しましょう

【例】

Q:「これまでで一番大変だったことはなんですか?」

A:「患者さんの急変対応が重なる時はどうしても気持ちが焦ってしまい辛く感じます。ですので特に夜勤時には突発業務が入ったらなるべく周りの同僚に相談して業務過多になってしまう前に相談をするように心がけています。」

3-4.【返答】に注意すべき質問事例

Q:結婚や出産に対する考え方を問う質問

A:「今後結婚や出産をしても仕事と両立して長く働いていきたい」という気持ちを伝える

【ポイント】

女性が多い職場が多いため、結婚・出産についての価値観を気にされる面接官はとても多いです!この質問の意図は「すぐに結婚退職や産休に入られては困る!」ということではなく、「結婚・出産を経てもこの人はここで長く働く就業意欲があるのかどうか」を知りたいという背景が強いです。先のことは分からないとしても「結婚したら夜勤はやりたくないです!」「子供を産んだらすぐに辞めるつもりです!」などストレートに気持ちを表してしまうと、そもそものあなたの働く意思を疑われてしまう可能性があるので、なるべく面接の場では「結婚・出産をしても長く働いていきたいという気持ちがある」ことを伝えましょう!

Q:他の病院や施設への応募・選考状況について

A:「(具体的な応募先名は伏せて)他にもいくつか受けている」のみに留める

【ポイント】

複数面接を受けている場合「嘘をついていいのか、逆に正直に伝えては印象が下がるのではないか」と戸惑う方も多くいらっしゃいます。今のご時世、採用する側も介護士さんは2~3個以上面接を受けて転職を決めるのがあたりまえ、と理解してくれていることがほとんどなので、わざわざ「他は受けていない」と嘘をつく必要はありません。アドバイザーを通して複数選考をしていることが伝わっている場合もあると思いますが、その場合も具体的な病院名や施設名は面接の場では返答しないでおきましょう

4.見学時の注意点

注意点:その1

見学では施設長や課長・主任など現場の管理職の方が直々に案内をしてくれることが多いです。面接が終わっても最後まで気を抜かず、言葉使いや態度などをしっかりと保ちながら見学に臨みましょう。

注意点:その2

病院内や施設内を見て回る際には働く職員さんたちとお会いする機会が多くあります。自ら「こんにちは」と挨拶をして明るい印象で見学を回れるようにしましょう。

注意点:その3

実際の現場の様子を見て気になったポイントはその場で是非質問してみましょう。あなたの意欲が伝わります。

注意点:その4

見学後にそのまま玄関先までお見送りをしてくださることがあります。最後にしっかりと「今日は面接の機会を頂きありがとうございました。」と御礼を伝えて退出しましょう。

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