工作

高齢者施設でレクリエーションを実施する際には、足が不自由な人や車椅子を利用する人も楽しんでもらえるように「座りながらできるレクリエーション」を実施する機会も多いかと思います。また「手軽なレクリエーションを探している」という方にとっても、座ってできるレクリエーションは、場所や大掛かりな準備をあまり必要としないのでおすすめできます。
座ってできるレクリエーションは一人ひとりで実施することもできますが、大人数で実施できることも魅力のひとつです。例えばホワイトボードにクイズ・なぞなぞを書いたり、絵を描いて連想ゲームをしたりと、アイデア次第で様々なレクリエーションが行えます。大人数で一緒にレクリエーションを行う場合は、問題を貼ったり書いたりできるホワイトボードも活用するのがおすすめです。
また、座ってできるレクリエーションを行う際は、高齢者に体のどの機能を使ってほしいかなど、目的を考えることが大切です。例えば、手指運動を行いたい場合は紙コップや風船・タオル・お手玉など、小道具を使用したレクリエーションを検討しましょう。逆に、頭を使ってほしいと考える場合は、クイズやパズルはもちろん、他の利用者と力を合わせるゲーム形式のレクリエーションもおすすめです。またレクリエーションを行う際は、利用者に得点係などの「役割」を与えることで、喜んでもらえたり、やりがいに感じてもらえたりすることが多いです。利用者の状態に合わせて、心身ともにプラスの影響を与えられるようなレクリエーションを考えていきましょう。
「座ってできるレクリエーション」では座ったままで身体を動かせる体操や、折り紙を活用したレクリエーションなどをご紹介していきます。レクリエーションで何をやろうか迷った際はぜひご活用ください。