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職場・悩み お悩み 2022/07/01

【心理カウンセラー監修】自分の心を守る「リフレーミング」の練習法

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Q:押しつけがましい人がいると、「この人になにをいっても無理」とあきらめて、我慢してしまいます。

介護の現場で働いていると、なにかと意見を押しつけてくる人や、自分の苦手なタイプの人に出会うこともあると思います。そんなときについ我慢ばかりしていると、気づけば自分の心にストレスだけが溜まっていきます。

自己肯定感研究の第一人者として知られる心理カウンセラー・中島輝さんによると、そんなときは、「リフレーミング」というテクニックを使い、自分の見方や考え方を変えることで、心がどんどん楽になるといいます。

A:他人を変えようとせず、自分のネガティブな「思いこみ」を変えましょう。

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心理カウンセラー・中島 輝さんからのアドバイス

勤務先で、押しつけがましい人に振り回されたり、イライラしたりすることもありますよね? 会社の上司や先輩など、多少はそうした人の言動に我慢しなくてはならない状況にある人も多いでしょう。

でも、我慢ばかりしていると、少しずつ相手を信用できなくなり、やがてすべてネガティブに見えるようになって、疑心暗鬼が止まらなくなります。

また、コミュニケーションをあきらめるほうがマシといっても、あきらめを続けていると、無力感や虚しさ、怒りが積み重なって、「うつ感情」になることも十分にあり得ます。

そんなときは、自分の心を守るためにも、ネガティブな「思いこみ」を変えてあげましょう。否定語を肯定語に変えていく、「リフレーミング」のエクササイズがおすすめです。

たとえば、押しつけがましい人がいるなら、むしろ「面倒見がいい人」「自分に期待をかけてくれている」などと、あえて焦点を変えるのです。

肯定語は「自己肯定感」を高めてくれるので、自分の思いこみ(=否定語)を変えることが、もっとも楽にあなたをポジティブな状態にしてくれます。

基本的に他人を変えることはできないので、これからも同じような状況が続くかもしれません。それでも、あなたの見方を変えることが大切です。

自分の見方、感じ方、受け取り方の変化が潜在意識に伝わって、他人に振り回されない落ち着いた心の状態に変えてくれます。

もっといえば、イヤな人に出会ったときに、「ラッキーな人に出会った」と思えるかどうかがとても大切だということ。最初は難しいかもしれませんが、トレーニングするほどあなたの心は強くなっていくでしょう。

中島 輝さんからのワンポイント

大切なのは、「自分だけは変えることができる」ということ。うまく感情をコントロールして、「自分の未来」に向かって生きましょう。

構成/岩川悟(合同会社スリップストリーム) 写真/川しまゆうこ

※このお悩み相談は、『自己肯定感が高まる うつ感情のトリセツ』(きずな出版)をアレンジして掲載しています。

うつ感情のトリセツ

『自己肯定感が高まる うつ感情のトリセツ』
著者名:中島 輝
出版社:きずな出版
2022年4月発売

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プロフィール

中島 輝(なかしま てる)

心理カウンセラー

「トリエ」代表。「自己肯定感アカデミー」代表。心理学、脳科学、NLPなどの手法を用い、独自のコーチングメソッドを開発。Jリーガー、上場企業の経営者など1万5000名以上のメンターを務める。自己肯定感の重要性をすべての人に伝え、自立した生き方を推奨。おもな著書に、『自己肯定感の教科書』『自己肯定感ノート』『毎日みるだけ!自己肯定感365日BOOK』(すべてSBクリエイティブ)、『習慣化は自己肯定感が10割』(学研プラス)、『自己肯定感がぐんぐん高まる魔法のぬり絵』(宝島社)、『あなたは、もう大丈夫。「幸せスイッチ」が入る77の言葉』(プレジデント社)など。自己肯定感アカデミー

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