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学ぶ 国家試験情報 2022/12/26

#国家試験#社会福祉士

2023年「社会福祉士国家試験(第35回)」合格発表|合格者数や合格率、合格後の手続きについて

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2024年(第36回)社会福祉士国家試験の合格発表の速報はこちらの記事にて更新予定です。

2023年3月7日(火)午後2時に、公益財団法人社会福祉振興・試験センターのホームページにて、「第35回社会福祉士国家試験」の結果が発表されました。

受験者数は36,974人、合格者数は16,338人、合格率は44.2%となりました。
合格された皆様、本当におめでとうございます!

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1.【速報】第35回社会福祉士国家試験の合格発表

第35回 社会福祉士国家試験結果

2023年3月7日(火)午後2時に、公益財団法人社会福祉振興・試験センターのホームページに掲載されました。

2.合格者数・合格率の推移

過去5年間の合格者数・合格率の推移

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[2023年・第35回]
受験者数36,974人、合格者数16,338人、合格率は44.2%
[2022年・第34回]
受験者数34,563人、合格者数10,742人、合格率は31.1%
[2021年・第33回]
受験者数35,287人、合格者数10,333人、合格率は29.3%
[2020年・第32回]
受験者数39,629人、合格者数11,612人、合格率29.3%
[2019年・第31回]
受験者数41,639人、合格者数12,456人、合格率は29.9%

なお、今回の受験者数は6年ぶりに増加しました。

3.合格点・ボーダーラインは?

過去5年間の合格基準の推移

[2023年・第35回]
全科目90点、共通科目免除41点
[2022年・第34回]
全科目105点、共通科目免除47点
[2021年・第33回]
全科目93点、共通科目免除40点
[2020年・第32回]
全科目88点、共通科目免除37点
[2019年・第31回]
全科目89点、共通科目免除39点

出典:社会福祉士国家試験の合格基準及び正答について(第35回第34回第33回第32回第31回

合格ラインは、総得点の60%程度とされています。
1問1点 150点満点(試験科目の一部免除を受けた受験者は67点満点)

①. 問題の総得点の60%程度を基準として、問題の難易度で補正した点数以上の得点の者
②. ①を満たした受験者のうち、以下の試験科目の18科目すべてで得点がある(試験科目の一部免除を受けた受験者は7科目)
  • [1]人体の構造と機能及び疾病
  • [2]心理学理論と心理的支援
  • [3]社会理論と社会システム
  • [4]現代社会と福祉
  • [5]地域福祉の理論と方法
  • [6]福祉行財政と福祉計画
  • [7]社会保障
  • [8]障害者に対する支援と障害者自立支援制度
  • [9]低所得者に対する支援と生活保護制度
  • [10]保健医療サービス
  • [11]権利擁護と成年後見制度
  • [12]社会調査の基礎
  • [13]相談援助の基盤と専門職
  • [14]相談援助の理論と方法
  • [15]福祉サービスの組織と経営
  • [16]高齢者に対する支援と介護保険制度
  • [17]児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度
  • [18]就労支援サービス、更生保護制度

参考:社会福祉士国家試験合格基準

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4.試験日・試験地・試験内容

試験期日 2023年(令和4年)2月6日(日曜日)
試験地 北海道、青森県、岩手県、宮城県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、新潟県、石川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、島根県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、福岡県、熊本県、鹿児島県、沖縄県

試験科目

①人体の構造と機能及び疾病、 ②心理学理論と心理的支援、 ③社会理論と社会システム、 ④現代社会と福祉、 ⑤地域福祉の理論と方法、 ⑥福祉行財政と福祉計画、 ⑦社会保障、 ⑧障害者に対する支援と障害者自立支援制度、 ⑨低所得者に対する支援と生活保護制度、 ⑩保健医療サービス、 ⑪権利擁護と成年後見制度、 ⑫社会調査の基礎、 ⑬相談援助の基盤と専門職、 ⑭相談援助の理論と方法、 ⑮福祉サービスの組織と経営、 ⑯高齢者に対する支援と介護保険制度、 ⑰児童や家庭に対する支援と児童・家庭福祉制度、 ⑱就労支援サービス、 ⑲更生保護制度

受験料

一般受験者 19,370円
同時受験者(※1) 16,840円(※2)
科目免除者 16,230円

※1 同時受験者:精神保健福祉士と社会福祉士を同時に受験する場合
※2 精神保健福祉士19,520円+社会福祉士16,840円=合計36,360円

出典:第35回社会福祉士国家試験の施行について

5.国家試験合格後におこなうべき手続き

国家試験合格後には、社会福祉士免許登録の申請手続きが必要です。 免許登録をおこなうことで、はじめて社会福祉士として現場で働くことができます。手続きする期限の定めはありませんが、合格後はできるだけ早い時期に免許登録の手続きをしましょう。
資格登録手続きの流れ、必要事項等の詳細は、 公益財団法人 社会福祉振興・試験センターのホームページより確認できます。

6.社会福祉士として就職・転職を成功させるコツ

6-1.社会福祉士が就職・転職するのにおすすめの時期

介護業界は、年間を通じて求人募集が見られますが、なかでも毎年3月は、思わぬ好条件の求人を狙いやすい時期です。年度末を機に転職する・退職する人が多いのが理由の一つです。
また、社会福祉士の国家試験に合格できなかった場合には、残念ながら、介護事業所の内定が取り消しになるケースもありえます。逆に、合格者にとっては、不採用となった内定者分の枠を埋める求人に応募できる可能性があります。

また、介護職は、求人募集から採用・入職までの期間が短い傾向にあるのが特徴です。介護事業所のなかには、採用から数日で入職できるケースも。そのため、年度末に就職・転職活動をすれば、試験勉強で培った知識や技術を存分に活かしながら、4月入職者と肩を並べて社会福祉士として、自分の力を発揮しやすいでしょう。

>社会福祉士の資格が生かせる職場を探す

6-2.自分に合った職場を見つけるために

年度末は好条件の求人を狙いやすい時期とはいえ、就職・転職に焦りは禁物です。自分に合った労働環境かどうか十分に見極めなければ、ミスマッチが起こったり、短期離職につながったりしてしまうとも限りません。

せっかく就職が叶っても、短期離職となれば、新たに就職・転職活動を行うための労力がかかってしまいます。社会福祉士として、効率的にキャリアを積んでいくためにも、介護職向けの適職診断なども参考にし、自分に合った就職先をしっかり見極めることが大切です。

7. 第35回の試験総評と第36回に向けての対策

第35回国家試験の難易度や出題傾向、第36回に向けての対策方法について、名古屋医専の大谷明弘先生に解説していただきました。

第35回社会福祉士国家試験は、第34回試験と同様に基本事項を中心とした問題構成となっており、比較的解きやすい問題が多かったのではないでしょうか。出題傾向としては共通科目がやや易化傾向にあり、専門科目がやや難化傾向にあったという印象です。 科目別では、「保健医療サービス」や「社会調査の基礎」等に細部を問う問題が見られる分、やや得点しにくく、反対に「障害者に対する支援と障害者自立支援制度」や「相談援助の理論と方法」は、基本事項のみで解ける問題が多かったため、満点を取った受験者も少なくないでしょう。

合格ラインは、難易度から見ると昨年と同様に105点(70%)が基準になると考えます。しかし、今回は細部を問う問題が散見されたこと、また五肢択二の問題が全体として4問増加していることから、昨年よりは若干低くなる可能性もあると推測します。
合格率はこれまでは30%前後で推移しておりますが、今後は上昇するという話もあります。これについては、試験センターの発表を待つしかありません。
今後の対策としては、これまでと同様に過去問を中心とした基本事項の網羅的習得に加え、これらを活用する応用力を伸ばすことが重要です。
お話をうかがったのは...

大谷明弘先生

学校法人日本教育財団 名古屋医専
社会福祉学科

230222社会福祉士・大谷明弘先生.jpg

主な職歴
・介護老人保健施設の支援相談員(社会福祉士)
・介護認定審査会委員
保有資格
社会福祉士、精神保健福祉士、介護支援専門員

お問合せ:学校法人日本教育財団 名古屋医専

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