緩和ケアとは、がん性疼痛などの痛みや精神的な苦しみの緩和、QOLの向上を目的とするケア。終末期(余命が6か月以内と考えられる状態)だけではなく、診断されたときから緩和ケアを受けることができます。医師だけではなく理学療法士、心理療法家、ソーシャルワーカー、介護福祉職、ボランティアなど、様々な専門職がチームとなり患者を支えます。緩和ケアを行う病棟を「緩和ケア病棟」といい、一般的な病棟とは異なり、患者専用の台所や談話室が備えられています。
監修者:川村 匡由(かわむら まさよし)
現職:日本社会事業大学社会福祉学部 准教授(「高齢者福祉論」「介護過程の展開と実践」)
略歴:社会福祉事業団に就職後、特別養護老人ホーム介護職員、在宅介護支援センター相談員・介護支援専門員(ケアマネジャー)など約12年間の現場実務を経て、大学の専任教員として福祉専門職養成に携わる。
学位資格:博士(社会福祉学)、介護福祉士、社会福祉士
社会活動:公益社団法人東京都介護福祉士会会長、介護福祉士国家試験委員、東京都介護保険審査会委員など
著書:『保育・福祉のための社会福祉援助技術事例研究』(共著, 建帛社)、『これからの訪問介護と施設介護の視点』(共著, ぎょうせい)、『アクティブラーニングで学ぶ介護過程ワークブック』(共著, みらい)、『介護教育方法の理論と実践』(共著, 弘文堂)など
制作/エディポック
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