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介護の未来ラボ -根を張って未来へ伸びる-

介護食

介護食とは、介護や支援、援助が必要な人が、できるだけ安全に口から食べることができるよう、調理方法などに工夫を加えた食事のことです。食べ物の飲み込みや消化機能に課題がある場合に提供し、食べ物を1㎝から5mmほどに刻むものを「刻み食」、主食をミキサーでペースト状や液体状にし、とろみ剤を加えたものを「ミキサー食(ペースト食)」、具のない汁や重湯など液状、噛まずに飲める食事を「流動食」と呼びます。なお、刻み等の工夫を加えない一般的な状態の食事は「常食」と呼びます。

監修者永嶋 昌樹(ながしま まさき)

現職:日本社会事業大学社会福祉学部 准教授(「高齢者福祉論」「介護過程の展開と実践」)

略歴:社会福祉事業団に就職後、特別養護老人ホーム介護職員、在宅介護支援センター相談員・介護支援専門員(ケアマネジャー)など約12年間の現場実務を経て、大学の専任教員として福祉専門職養成に携わる。

学位資格:博士(社会福祉学)、介護福祉士、社会福祉士

社会活動:公益社団法人東京都介護福祉士会会長、介護福祉士国家試験委員、東京都介護保険審査会委員など

著書:『保育・福祉のための社会福祉援助技術事例研究』(共著, 建帛社)、『これからの訪問介護と施設介護の視点』(共著, ぎょうせい)、『アクティブラーニングで学ぶ介護過程ワークブック』(共著, みらい)、『介護教育方法の理論と実践』(共著, 弘文堂)など

制作/エディポック

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