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誤嚥・誤嚥性肺炎

ごえん・ごえんせいはいえん
誤嚥・誤嚥性肺炎とは、飲み込もうとした唾液や食べ物・飲み物が、食道ではなく気道や肺に入ってしまう状態のことです。加齢による嚥下反射機能の低下や、病気による麻痺などが原因で起こります。誤嚥した際には、むせることで気管から排出されれば問題ありませんが、十分に排出されずに肺に異物が残り感染源になって肺炎を発症することがあります。これを「誤嚥性肺炎」といい、高齢者に多い肺炎の一つです。

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監修者永嶋 昌樹(ながしま まさき)

現職:日本社会事業大学社会福祉学部 准教授(「高齢者福祉論」「介護過程の展開と実践」)

略歴:社会福祉事業団に就職後、特別養護老人ホーム介護職員、在宅介護支援センター相談員・介護支援専門員(ケアマネジャー)など約12年間の現場実務を経て、大学の専任教員として福祉専門職養成に携わる。

学位資格:博士(社会福祉学)、介護福祉士、社会福祉士

社会活動:公益社団法人東京都介護福祉士会会長、介護福祉士国家試験委員、東京都介護保険審査会委員など

著書:『保育・福祉のための社会福祉援助技術事例研究』(共著, 建帛社)、『これからの訪問介護と施設介護の視点』(共著, ぎょうせい)、『アクティブラーニングで学ぶ介護過程ワークブック』(共著, みらい)、『介護教育方法の理論と実践』(共著, 弘文堂)など

制作/エディポック

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